「はい、登録完了しました!・・・それではお気をつけて、幸運を祈っています!」
「ありがとうございます。」
エロトラップダンジョン———–
遥か古来から存在すると言われている、天高くそびえたつ塔。
女性しか入ることが出来ず、塔内部は層ごとに様々なトラップ、モンスターが待ち構えているという。
歴史上様々な女性が足を踏み入れたが、その全容は全く明らかになっていない。
今では最上階に到達しようとする者は皆無であり、浅い階層で出土する素材目当てに、経験の浅い冒険者が利用する程度に収まっている。
そんな一風変わったダンジョンの入り口に、1人の少女が立っていた。
名前は【セナ・ウィング】。
エロトラップダンジョンが存在している都市の、学園に通ういわばお嬢様である。
彼女はつい先日、学校の友人との会話の中でこのダンジョンにアタックを仕掛け、何か証明になるような宝物を一つ持ち帰ることを約束していた。
なぜそんなことになっているのかというと・・・
「カルラのやつ・・・私が口だけ達者でいざとなったら行動できない腰抜けですって・・・?ぎゃふんと言わせてやるわ・・・!」
・・・どうやら友人に煽られてのことのようだ。
初めてダンジョンに挑戦するような彼女とパーティーを組むような者が居るはずもなく、また受付の担当者も
本来であれば複数名以上での挑戦を推奨するのであるが、学園の生徒とのことで危険はないと判断し、単独での挑戦を許可していた。
幸い彼女の通う学園は将来の宮廷魔導院候補生を育成するという目的を掲げ、才能ある者たちが日々切磋琢磨して魔法の勉強に励んでおり、
実践経験こそ皆無なものの、能力的にはこの程度のダンジョンであればほとんど危険はない。
__________________はずだった。
「魔導デバイスも良好。緊急用の補充装置も持ったし、いざ出発!!」
果たして彼女は無事に友人のもとに帰還することが出来るのであろうか・・・・?
※この作品はAI生成作品です。使用されている画像はNovelAIを使用して出力・編集されています。