姿と機能を有した死。
新居への引っ越しは、ボクにとって新たな始まりのはずだった。
しかし、その家には、夜ごとに現れる人形の幽霊、不可解なノック、そして絶え間ない悪夢が待ち受けていた。
首を絞められる感覚に苛まれ、目覚めると首には手の跡が…。
家を焼き払おうとするも、マッチは折れ、ライターは火を吹かず、ガスコンロは故障する。
逃げ場を失ったボクは、洗面台の下に隠された通路を発見する。
そこでボクを待ち受けていたのは、娘を失った父親の日記と、娘そっくりの人形だった。
全24ページ(漫画本編20ページ)