大切な人を続けざまに亡くしていった先生は昔のような笑顔を見せることは無くなった。
壊れて、崩れて、消えてしまいそうなあなたを繋ぎ止めるのが「私」の存在意義なのかもしれない。
確定した過去からは逃れられない。
―ふたりぼっちの逃避行。
寂しさと、苦しみを紛らわすために今日も私達は身体を重ねる。
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・本文31p+奥付1p+表紙
・B5
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