人生に疲れて帰宅すると、朝方に書いて出ていったときに遺したメモのそばから守護霊が現れる。
昔に亡くなった乳母によく似た美人で、命をあきらめようとするボクを当時のまま相手にするかのようになぐさめる。
複雑な家庭事情に育ち、多くの回数、人に裏切られてきたボクは、素直になれないままも
かつて淡い初恋の想いを抱いていた相手に甘えるかのごとく、身体を重ねていく。
一方の守護霊は、自分が幽霊でまさか触れられることができるとは思っておらず、やや強気に自身の母性を感じながらあやしていたのに、なぜかまだ生きている人間に直接体に触れられる誤算に戸惑いながら抱かれていきます。