ストーリー
私立ノーブル学園。
そこは未来の紳士淑女を作る場所。
教養だけでなく、品格を学ぶための全寮制の学園である。
とくに今年は、さる北欧の小国より王族を招いたとかで、学園は例年にない緊迫感を帯びていた。
主人公、市松央路が思いがけないことからお姫様に気に入られ、学園に叩きこまれたのはそんなとき。
寮の空き部屋の関係で、女子寮の端に押し込まれたのはそんなときだった……。
登場キャラクター
●シルヴィア・ル・クルスクラウン・ソルティレージュ・シスア (CV:猫村ゆき)
北欧の王国「ソルティレージュ」のお姫様。
愛称は「シルヴィ」。
王位継承権の序列は低いが、大事な国賓である。
いつも無邪気で天真爛漫。
食べ歩きが好きで、メロンパンをよく買っている。
自分の世界にはいなかったタイプの央路に興味を持つ。
日本は「サムライ」「ニンジャ」がまだいると思っているなどやや世間知らず。
しかも騙されやすい。
世界的に有名なピアニストでもあり、芸術関係に秀でている。
日本の歌姫「マリア・ビショップ」のファン。
「わたし、色々なことがしりたいわ。日本のこと、学園のこと、あなたのこと。」
●妃 玲奈 (CV:遥そら)
央路のクラスのギャル。
可愛くて明るく誰にでも気さくなのでクラスでは人気者。
男からは非常にモテるが、いまは男より女友達とわいわいやってたいタイプ。
最近の流行は騙されやすいシルヴィをからかうこと。
将来ファッション業界に入る勉強のためノーブル学園に入ったが、お嬢様というわけではないので、庶民同士ということで、央路と仲良くなる。
「ンベー、やっぱ遅れちゃった。なんだよー転入かよー。あたし玲奈。妃玲奈ね、ヨロ。」
●エロイナ・ディ・カバリェロ・イスタ (CV:あじ秋刀魚)
シルヴィアの近衛警護を務める女騎士。
愛称は「エル」。
武芸百般に精通し無敵の強さを誇るが、武芸以外はだいたいのことが不器用。
シルヴィアと同じく素直で騙されやすいがこっちはキレるのでからかわれることはない。
下ネタが大嫌いで、名前をイジられると怒る。
学園ではその姿勢が孤高に映り、女子受けが良く、話しかけられれば優しく応じるため、潜在的ファンは多い。
「人間には品格というものが必要です。特にシルヴィア様と仲良くなさるには。」
●僧間 理亜 (CV:小鳥居夕花)
央路とは別のクラスの根暗ヤンキー少女。
喫煙癖があり、何度も停学をくらっている。
かなり口が悪く、何ごとにも退屈そうで、ヒネくれている。
不良として有名で、玲奈等のネアカ以外は近付いてこない。
「チッ、誰にも言うなよ。少なくともこの場所はな、オレだけの特等席なんだ。」
●栗生 茜 (CV:土屋粘)
陸上部所属の熱血少女。主人公たちの1学年下。
猪突猛進の不器用なタイプで、考えるならまずやってからというスタンスで、気合いと根性で乗りきろうとする。
寮のみんなからはマスコット的な扱いで、玲奈にいじられ、シルヴィにかわいがられている。
意外と押しには弱くて、すぐにあうあうする。
「大丈夫ですセンパイ!ハートが燃えているから、平気です。」