[予備役製作所]彼女の選択 後編

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前編 あらすじ

俺の名前は笠木慎司。24才のしがないサラリーマンだ。
俺はある夏の暑い日、仕事帰りに立ち寄ったレンタルビデオ店であるビデオを見つけた。そのビデオは俺に7年前の出来事を思い出させた。
7年前の初夏、俺の学校に転籍してきたのは田崎みどりという女生徒だった。
彼女は、瞬く間にクラス男子全員の憧れの的となった。特に友人の津久井は彼女にいれあげていた。俺はふとしたきっかけから彼女と話すようになり、次第に彼女に惹かれるようになった。
終業式の帰り道、俺は田崎さんから自分の家や父親の会社が苦境に陥っており、それを援助するために津久井の父親が金銭的支援をしてくれるようになったという話を聞いた。俺は良い事だと思ったが彼女は津久井に対して不信感を抱いているようだった。
お盆休みに俺は田崎さんと映画に出かけた。そして、その帰り俺は田崎さんにラブホテルに誘われ、そこでとんでもない話を聞かされた。
田崎さんは実家の会社への金銭的支援の代わりに津久井に弄ばれていたのだ。津久井により処女を失い、様々な性的な恥ずかしめを受けていた。
全てを語った後、田崎さんは俺に裸体を晒し、俺に浄めて欲しいと頼んだ。

後編(本作) あらすじ

俺は、田崎さんを抱いた。津久井に汚された田崎さんを少しでも浄め、そして津久井によってもたらされた快楽の痕跡を消し去りたいと必死だった。しかし、童貞だった俺はその願いも虚しく自分勝手に果ててしまった。
事後、俺は田崎さんに津久井の家にはもう行かないで欲しいと頼んだ。しかし、彼女はこれは自らの選択だといい、首を縦に振らなかった。
お盆休みが終わっても俺は受験勉強に打ち込めないでいた。田崎さんとラブホテルでの経験が頭から離れず、また彼女の告白がどうにも信じられなかったのだ。
俺は直接津久井に尋ねる事を決意し、家を訪ねる事にした。
津久井の家を訪ねた俺は離れの部屋に通された。津久井が来るまでその部屋で待つように言われた。隣の間には決して入らないようにも言われていたが、隣から聞こえる苦しげな声が気になり、俺は二つの間を隔てる襖をそっと開けた。
そして、田崎さんの告白通りの光景を目の当たりににした。

収録内容:本編161p

彼女の選択はこれで完結です。よろしくお願いいたします。

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