教室から出てきたところで、ふと前方から歩いてくる彼女が見えた。すぐに気づかれないように視線をそらすけど、どうしても意識してしまう。あと少しで、すれ違う距離。
(どうしよう…声をかけた方がいいのか? でも何を話せば…)
自分の心臓が聞こえそうなほどに鼓動が早まる。彼女は友達と話しながらこっちに近づいてきて、ふと、まっすぐ俺の目を見た。一瞬、お互いに動きが止まる。まさか、こんなに真っ直ぐに見つめ合うなんて思ってもみなかった。
(やばい、どうしよう…けど、なんか目が離せない…)
ほんの数秒だったはずが、ずっと彼女の目を見ていた気がする。何も言えずにすれ違ったけど、振り返らずにはいられなかった。思いきって振り向くと、彼女もこっちを見ていた。
ドキッとして、急に恥ずかしくなって前を向き直す。でも、顔が熱いのはどうにもならない。廊下を歩きながら、ふと笑みがこぼれた。
(ああ…これは、好きってやつかもな)
今まで、こんなふうに誰かを好きになるなんて考えもしなかったけど、今なら素直に認められる気がした。
(けど…俺なんかに気があるはずないな…)
彼女と付き合うなんて無理だと、勝手に自分に諦めの気持ちを抱いていた。
「おい、大丈夫か?」
「…ああ」
突然声をかけられ、思わずびくっと体を震わせる。振り返ると、親友の加藤が心配そうにこちらを見ていた。
「どうかしたのか? ボーッとしちゃって」
「…いや…」
「もしかして…あいつに惚れちまったか?」
「……!」
思わず顔が真っ赤になる。加藤はそれを見て、小さく笑った。
「やっぱりな…」
「……」
「告白するか?」
「……いや…」
「どうしてだよ」
「……どうせ、振られる」
「そんなことないだろ。もし振られたとしても、後悔しないほうがいいぜ?」
「………」
「俺なら絶対告るけどな」
「……」
「まあ、決めるのはお前だけどさ」
「……」
「俺からのアドバイスとしては、告白は卒業式の日にしろ。きっと成功するぞ?」
「…なんでだ?」
「そんな日は、特別な日になるからだ!」
「………」
「じゃあ、また明日」
そう言って加藤は去っていく。
(……加藤…)
いつもそうだ。俺が悩んでいると、さりげなく相談に乗ってくれて、的確なアドバイスをくれる。本当に頭が上がらない。
(……告白…するかな)
彼女のことを考えると、胸が締めつけられるようだった。でも加藤は成功するって言ったし…
(……うん)
決めたら行動だ。
(卒業式の日、絶対に告白してみよう!)
俺は、彼女のことが本当に大好きになっていた。
(だから、絶対に、告白する!)
卒業式まで残り10日…
俺は、決意を胸に刻んだ。
「はい! じゃあ今日はここで終わろうか」
「はーい!」
先生の声と共に、皆が一斉に教室を出て行く。私はまだ鞄を整理していた。
(うーん…やっぱりまだ足りないなぁ…)
「おーい! まだー!?」
「もうちょっと!」
友達の声を背中に、私は急いで荷造りを再開した。
(そういえば…)
私のバッグには、去年、卒業式のために買った一押しのペンが入っていた。
(あれから一年か…早いものねぇ)
ふと、窓の外を見る。1年前と同じように、校舎の前ではたくさんの同級生がお別れをしていた。
(あの人は…今どこに居るんだろう?)
ふと気になって、バッグの中のペンを取り出した。
「これ…使うこと、あるかな?」
去年の卒業式で、このペンは一度も使っていない。卒業式当日は、私は体調が悪くて学校を休んでいたからだ。
(このペンは先輩へのプレゼントだった…)
ペンをバッグの中に戻しバッグを背負って立ち上がり、窓の外に視線を向ける。
(この学校…楽しかったなぁ)
感傷に浸っていると、不意に教室の扉が開いた。
「おーい、何やってんだよ」
声が聞こえたので振り向くけど…
「……」
目の前に居たのは…
(嘘…まさか…)
「よ、久しぶりだな」
そう言って微笑んだ彼…
(やっぱり、先輩!!)
「ちょっと遊びに来ちった」
先輩は私に近づいてきて…
(え? ええ?)
そっと私の肩を抱き寄せた。
(うそ…先輩…? これって…まさか!?)
私は先輩の胸に抱かれたまま、呆然としたまま立ち尽くしていた。
(嘘でしょう!?)
「先輩…」
「なあ…」
「は、はい…」
「俺さ…お前に恋したんだ…部活の時にずっと見ていた…。でも勇気がなくて…」
「………えっ!?」
思わず目を見開く私…
「その…付き合ってもらえないかな?」
「え…あの…」
先輩が、私の肩に回している腕に力を込めた。
「…はい」
私が返事をすると、先輩は嬉しそうに笑顔を見せてくれた。
(わあ…可愛い…)
私はドキドキしながら先輩の顔を見上げると…
(えっ!? ちょっ!?)
いきなりキスをされてしまった。
(先輩…!? ええ!? ちょっと待って!)
先輩は優しく私を抱きしめながら、私の唇の隙間から舌を入れてきた。
(先輩…! 待って…ちょっと…んん!)
私の舌に絡みついた先輩の舌が、ゆっくりと口の中を探っていく…
(ああっ…! せんぱぁい…んんん!)
先輩の舌が歯の裏側を舐めたり、舌を吸われたり…
(ダメ…気持ちよすぎるよ…)
体の力が抜けてしまいそうになるけど…
(ああっ…私ったら…何を考えてるの!)
慌てて抵抗しようとしたとき…
(きゃあっ!)
先輩は急に私を抱えあげて、私の机に寝かせた!
(先輩!? 待って!)
先輩は私を押さえつけて、激しくキスをしてきた。胸に手が当てられ激しく揉まれる。
「やだっ…! せんぱぁい! こんなのダメ!」
私は先輩を押し返した。好きだけど今はそんなことできない。
「先輩! 待って!」
私が必死に叫ぶと、先輩はようやく止まってくれた。
「…悪い…でも我慢ができないんだ…やらせてくれ!」
そう言って先輩が強引に私を押し倒す。
床に押し倒されて私は頭を打ち、膝を擦りむいた。
(痛い…)
先輩は私の腕をおさえて、スカートの中に手を差し入れてきた!
(ダメ…待って…私初めてなの!)
必死で抵抗したけど、先輩はスカートの中に顔を入れてくる。
「やめてください!」
私の声は届かず、先輩は私のショーツを剥ぎ取った!
「きゃああああっ!」
私はとうとう悲鳴をあげた。それでも、先輩は止まらなかった。
「やめろ!離れろ!」
告白するつもりだった俺はことの成り行きを盗み見てしまっていた。
でも、もう我慢できなかった。俺は二人のもとに駆け寄った!
「離れろ!」
「誰だ!」
先輩が振り向こうとする。俺は彼の頭を掴んで床に打ちつけた!
(ぐふっ!)
先輩は呻きながら倒れた。俺はすかさず彼に馬乗りになって殴る!
「よくも彼女を傷つけたな!」
何度も何度も殴りつける。
「やめて!」
彼女が必死になって俺を止めている。
「…ごめん…」
ようやく手を止めて彼女を見た。
「大丈夫?」
彼女は涙目で頷いてくれたけど、膝からは血が出ていた。
「…立てるか?」
「…うん…」
彼女の腕を持って立ち上がらせる。
「ごめん…」
謝ると、彼女は優しく笑ってくれた。
「…ありがとう」
(やっぱり好きだな)
先輩は2人の足元で意識を失っていた。
「…どうする?」
俺が聞くと、彼女は少し考えた後こう言った。
「彼を保健室に連れて行こ」
「……うん」
二人で先輩を抱えて保健室に向かう。
先生に引き渡すと「うちにこんな生徒いたかしら?なぜ私服?」と首をひねっていた。
そして傷だらけの俺と先輩を見ると
「喧嘩でもしたの?」
と聞いてきた。
彼女がうまく事情を説明し、俺は無罪となった。
その後、俺と彼女は一緒に帰ることになった。
「ごめんなさい…」
彼女が申し訳なさそうに謝ってくる。
「…え?」
「そして、助けてくれてありがとう」
そう言って彼女は笑った。
「どういたしまして…でも怪我してるじゃないか…」
「もう大丈夫よ」
俺たちは並んで歩き出す…
(このまま一緒に歩ければいいのに…)
そう思った時…
「ねえ!」
彼女が急に声をあげてきた。
「…何?」
「私と付き合わない?」
(えっ!?)
俺は思わず目をぱちくりさせた。
(これって…告白!?)
「だって…あなたのこと好きになったから…」
そう言って照れたように笑う彼女の笑顔は、とても可愛かった。
「ああ…喜んで…」
俺も照れた顔でそう答えた。
「本当!?」
彼女が嬉しそうに抱きついてくる。
俺はその柔らかな体を抱きしめた。
(幸せだな)
俺は彼女に恋をして良かったと思った。
「私、先輩が好きだったの。でも、怖かった…。男の人って怖い…」
「俺も男だよ…?」
「あなたは大丈夫。私には分かる」
彼女が優しく笑う。
俺は、彼女のことが本当に大好きになっていた。
そうして俺たちは付き合うことになった。
そして2ヶ月後、とうとう結ばれることになる。
俺たちはベッドの上に横たわってキスをした。
優しく何度も唇を合わせると、だんだん彼女の呼吸が荒くなっていく。
俺はゆっくり彼女のブラウスを脱がし、ブラジャーに包まれたおっぱいを揉み始めた。
「んんっ! ああっ!」
彼女の口から甘い声が漏れ出す。
(すごい…柔らかい)
手に吸い付くような柔らかい感触に感動しながら、俺は彼女の乳首に触れた。
「んんっ…!」
彼女は俺の背中に腕を回し、ギュッと抱きしめてきた。
俺は乳首を指で弄びながら彼女の唇に舌をねじ込み、口の中を貪るように○す。
彼女の乳首が勃起してくるのを感じた。
そして彼女のアソコを触る。
(もう濡れてる…)
乳首を指で挟んだり転がしたりして遊んでいると、彼女の愛液がどんどん溢れてくる。
「んんっ…ああっ…」
彼女は俺に抱きついて、必死で快感に耐えていた。
(そろそろいいかな)
俺は愛撫の手を止めた。
「はぁ…はぁ…」
彼女の呼吸は激しく乱れ、瞳は熱っぽい色を放っていた。
俺は彼女のスカートとパンティを脱がせ、自分も全裸になった。
(ああ…綺麗だ)
彼女の裸はすごく美しかった。
俺は彼女の足を大きく広げさせて、そこに顔をうずめる。
「あっ…!」
彼女のアソコを舐め始めた。
「ああんっ! ああっ! んんっ!」
彼女が必死に快感に堪えようとするのが分かる。
(もっと気持ちよくなって欲しい)
俺は彼女のクリトリスを舐めたり吸ったりした。
「あっ! ああっ! ああああぁっ!」
彼女は俺の頭にしがみつきながら叫んだ。
(すげぇ…めっちゃ濡れてきてる)
俺は夢中になって彼女のアソコを舐め続けた。
(もうそろそろいいかな)
俺は舐めるのを止め、自分のものを彼女の穴にあてがった。
「入れるよ」
俺がそう声をかけると、彼女は恥ずかしそうに頷いた。
ゆっくりと挿入していく…
「あっ…! ああっ…!」
彼女が苦しそうに喘ぐのが聞こえた。
「痛い?」
「…うん…でも大丈夫」
「もう少し我慢してね」
(文字数制限のため、以下略)
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