花火大会
たまたま行ける範囲で大きな花火大会があることを知り、思い切って出かけてみることにしました。どんな服装で行こうか少し悩みましたが、会場の雰囲気もわからないし、人が多くなるのは予想できたので、あまり露出が目立つ服装は控えることに。最終的に、普通に下着をつけた上でタンクトップとミニスカートというシンプルな格好にしました。
花火大会の会場は電車で30分ほどの河川敷で、到着するとすでに多くの人で賑わっていました。花火が始まるまで少し時間があったので、会場内をぶらぶらと歩いてみることに。人混みの中ではナンパされることが何度かあり、さらには混雑に紛れてお尻や体を触られたような感触を感じることもありました。特にメイン会場は想像以上の混雑ぶりで、人波に揉まれる中で何かを楽しむ余裕は全くありませんでした。さらに、人混みと蒸し暑さで気分が悪くなり始め、このままでは長居するのも難しいと感じました。
それでも、せっかく来たからには花火だけは見たいと思い、人混みを避けて花火が見える別の場所を探すことにしました。会場の外れまで歩き回ったところ、ある神社の敷地内にたどり着きました。そこは正面に建物があるため仕掛け花火などは見えませんでしたが、街灯もなく暗く静かで、空高く上がる打ち上げ花火がよく見えるスポットでした。斜面になった芝生もあり、周囲にはすでに何人かの人たちが座ったり寝転んだりして花火を楽しんでいました。
ここなら混雑からも解放され、ゆっくり花火を楽しめそうだと思い、私もその場所で座って夜空に打ち上がる花火を見上げることにしました。目の前に広がる花火の美しさと静かな雰囲気に包まれ、少しずつ心も体も落ち着いていきました。
※AI画像使用