スーパーモデルの母をを持ち、幼い頃からモデルとして活躍する彼女は、全ての時間をモデル業に費やし青春を過ごしたが、自分が思っていた通りの未来にはならず、母を超えるどころか、母にたどり着くことすらできなかった。
過去に葬ったゼツボーグ達以上の絶望が彼女を蝕む。
憧れだった母へ気持ちは、いつしか憎しみに変わり、母へ当てつけをするために何をすればよいか考えるようになってしまった。
「未だに私が推しだなんていう男たちもいるのよね」
母と同じ舞台に立てなかったとはいえ、幼き頃からモデル活動をしていた彼女のプロポーションは20代においても健在で、程よく鍛えられた身体に、整った容姿、スタイルには多くのファンが付いていた。
スーパーモデルになれなかった私には価値が無い、いや、価値があるのかも分からない。そんな彼女が考えたのは、推し活オークションだった。
「皆様、ごきげんよう、今から推し活オークションをはじめます。私を競り落とした方には、1日だけ私の全てを自由にできるという権利を販売するオークションです。まだ、誰にも見せた事すらない私の身体も含まれます」
どんな願いも受け入れてくれるという彼女の元に数千人の男たちが集まり、競り落としたシャイン社に勤務する男は次々と命令をしていくのであった。
※本作はStable Diffusion、独自モデルを使用したAI生成画像を加筆、修正した作品となります。