俺たちは着物を脱ぎ捨てすっぽんぽんで汗を流していた。
夏の夜、エッチなことに興味津々な扇子を片手に持った女子二人と出会ってからは流れは早かった。
・・・・・ホテルの三階。ベッドと床の上。
窓から道が見えた。
・・・・位置はやっぱり合っていた。フェスティバルの会場だった道路がはっきりと見える。
俺たちは着物を脱ぎ捨てすっぽんぽんで汗を流していた。
こんな街でもこうしてとことん裸でぶつけ合える場所がある。
水着と下着で・・・・。
全てを脱ぎ捨てたことを誇りに思いながら・・・・。
ちょっぴりオシャレなラブホテルの中での一夜の話である。
ちなみにそのホテルの上階と屋上に光る綺麗なネオンがあり・・・・・それはほとんど目立たないほどに自然である。
エッチな小説。
約3900字。
55ページ。