サマールンルン [サマールンルン]夏に降った雨 涼しい午前のひととき ・・・・涼しい夏の運動場の話。 夜の風に白い旗が不気味になびいている。 背丈がやけに高いノッポのメンバーたちが走り出した。 小説。 約300字。 10ページ。 2024.05.25 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]あんまりあいつは甘くは見ておれんな これでもまだマシならいいのだけれど。 何かの毒が抜けきっていない・・・・。 嫌な気分になり、心まで浸食されているような気分になる朝。 これでもまだマシならいいのだけれど。 小説。 約200字。 7ページ。 2024.05.24 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]アンテナからは随分と離れたところまで歩いてきた あとは顔・・・・・・・全身にへばりついた ほとんど届いてはいない。 あとは顔・・・・・・・・ 全身にへばりついた埃のようなものを払うというか消えていくのを待つだけとなった。 ・・・・・・煙突から上る湯気の粒子のように。 小説。 約400字。... 2024.05.23 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]四階建てのショッピングセンター 地下に駐車場 細かいところまでこだわれば、いろいろなことはあっという間に変わる そこにある木や建物は何も変わらず同じ空や星の下にあるが・・・・・・・・。 細かいところまでこだわれば、いろいろなことはあっという間に変わるということを想った朝。 先ほど外に出... 2024.05.21 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]笑える枠内をちょっとオーバー(笑) 誰でも大なり小なりあるとか言い出すとキリがない。 誰でも大なり小なりあるとか言い出すとキリがない。 高い石の壁の向こうが、ほんの少しだけ見えてしまったのだ。 ・・・・・・頭の記憶を辿りながら、 過去と今と周囲の人たちと難しい心の迷路を繋げて... 2024.05.20 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]もうそこから先など何にもないのに そこへ行って何の意味があるのだ? 夢の中・・・・・分厚い物語の本の中、 岩でできた尖った崖の先の方がやけに気になる。 そこへ行って何の意味があるのだ? 崖だろうが行き止まりだろうが・・・・・。 小説。 約300字。 9ページ。 2024.05.19 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]もうそこから先など何にもないのに 夢の中・・・・・分厚い物語の本の中、 岩でできた尖った崖の先の方がやけに気になる。 そこへ行って何の意味があるのだ? 崖だろうが行き止まりだろうが・・・・・。 小説。 約300字。 9ページ。 2024.05.19 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]黄色いコーンが取り払われて次のステージへ 泥のような暗黒の夜もあるが、 泥のような暗黒の夜もあるが、 晴れた雲の少ない朝では気分も変わり、 これが単なるスマホのスピードのズレだけのように思えてきた。 通行止めの黄色いコーンがいつの間にか取り払われて、 小説。 約300字。 8ページ... 2024.05.19 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]青ざめた顔と5年前の時代の潮流 なかなか毎日の大変さにやられ・・・・・・。 遠くへキャリーケース片手に旅行でも行きたいが、 なかなか毎日の大変さにやられ・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 白い空気と青い海の広さの対比。 なんとなくではあるが・・・・・。 小... 2024.05.18 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]看板のイラストとその下の文字の一致 変わらないビルと鉄塔の周りを人々は動いているはずなのに、 青い空と太陽の下バラバラに、変わらないビルと鉄塔の周りを人々は動いているはずなのに、 まるで動き思考まで全てが一致しているような感覚。 慌てふためいて少し汗で顔を赤らめ外へ出ると、 ... 2024.05.16 サマールンルン