サマールンルン [サマールンルン]なかなかに・・・・・・しんどい人ばっかりな世の中 青白いコンクリートの天井が木の引き戸と不釣り合いである。 青白いコンクリートの天井が木の引き戸と不釣り合いである。 向こう側は・・・・・・・。 あっかんべーをしてこちらに背を向けた。 小説。 約200字。 9ページ。 2024.05.10 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]旅の半(なか)ば やけに日当たりのいい場所 やけに日当たりのいい場所まで来た。 その反動で、少し慌ててトンネルを抜け やけに日当たりのいい場所まで来た。 道の半ばで倒れてしまった旅人もいた中で・・・・・。 ・・・・・・・・・・・。 小説。 約300字。 9ページ。 2024.05.09 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]通りすぎてみたら・・・過去の景色はわりと綺麗 過去を通りすぎたなどと言うと失礼に思えてくるが、 今この瞬間がピンク色に染まれば、過去の景色もわりと綺麗になる。 過去を通りすぎたなどと言うと失礼に思えてくるが、 また外で会おう。 立ち並んでいた、少しぼやけて違和感があったビルらは消えて、... 2024.05.09 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]そういうことをやっていくのが普通 まるで学生みたい それはとてもよくあることだ。 自分だけかもしれない・・・・・・・。 と疑わないでほしい。 曇り空の下、雑念の多さに首をかしげることも多かったが、 それはとてもよくあることだ。 屋根には小鳥が数羽。 小説。 約200字。 9ページ。 2024.05.08 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]元々小さかったものが散らばって街になった その隆盛は その隆盛は もともとそれほど歴史のあるものではなかったのである・・・・・・・・・・。 小説。 約200字。 5ページ。 2024.05.07 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]段々暗くなってきた列車 ところどころ錆びついて少し古くなっているが、 ぐるぐると同じ場所を回っている列車。 ところどころ錆びついて少し古くなっているが、 排気口から新しいエネルギーを生み出している。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。 しかし、回りはじめはすごく... 2024.05.05 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]未熟で壊れそうな感じを長所に ・・・・・三日前、 人生は上り坂。 ・・・・・三日前、 下り坂で楽になったと思ったら逆に苦しくなったのがその根拠である。 ・・・・・何かのコンテストで苦労の末優勝したとしても、 坂道はまだ続くのである。 小説。 約200字。 5ページ。 2024.05.05 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]忘れてはいけないこと 自分なりの核心 少なくともこれまではそうであった 自分なりにそれはどうでもいいということと 忘れてはいけないものを忘れないようにしたい。 あっという間に手元から離れ忘れてしまう・・・・。 少なくともこれまではそうであった。 小説。 約300字。 8ページ。 2024.05.03 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]違和感の中のポエム 感覚としては違和感。 気がつけば・・・・・分かりづらい形でトンネルに入っていることが多い。 社会認識さえしっかりと持てばそのトンネルに入っても大丈夫ではあるが、 感覚としては違和感。 それをポエムにしているとある詩人は 毎日を地の果てまで行... 2024.05.02 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]薄い霧がかかる街の南の山 気付きにくい路上の罠 左側の窓の向こう。 長年続けていると いろいろな感覚が自分なりに分かってくる。 今朝のように、 いつものようにパソコンデスクに座って文章を書く。 左側の窓の向こう。 小説。 約200字。 7ページ。 2024.04.30 サマールンルン