サマールンルン

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[サマールンルン]レンタカー屋の横 赤いイルミネーションのカフェ

感覚を変えたくなる スマホで濃い音楽ばかり聴いていると 逆に退屈してきて 感覚を変えたくなる。 いつも行く交差点に昨日の昼間停まっていた大型バイクには 小説。 約200字。 8ページ。
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[サマールンルン]黄色い床のラーメン屋

道端の看板を見たことがきっかけで ・・・・ちなみに店内は先日、少し改装をして薄い黄色の床にしたばかりである。 とある街のラーメン修行の旅で 道端の看板を見たことがきっかけで 小説。 約200字。 8ページ。
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[サマールンルン]平坦な山の麓(ふもと)の道をあと2ヶ月

ごく一握りで 星空の月や・・・・・そこから地上に落ちる光は ごく一握りで だからこそ過酷である。 小説。 約100字。 8ページ。
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[サマールンルン]それは実際に網膜と鼓膜を通っている

創作すれば綺麗な美術品になる。 創作すれば綺麗な美術品になる。 隣街の博物館に置いてあるような・・・・・。 小さなことを掘り下げていくことも 必要なのである。 小説。 約200字。 8ページ。
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[サマールンルン]2月の終わりの寒さ カップ自販機のあるコインランドリーへ

クローゼットのタンスの靴下がなくなったので クローゼットのタンスの靴下がなくなったので 数日ほどでたまった透明ビニール袋の洗濯物をコインランドリーへ。 小説。 約200字。 8ページ。
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[サマールンルン]一番外に憑(と)りついていたトラ

・・・・・ネコのようなトラに気付かなかった。 内側を掘り下げて絵を描いていたヤマオは、 一番外にちゃんと憑りついていた ・・・・・ネコのようなトラに気付かなかった。 地の底から 小説。 約200字。 8ページ。
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[サマールンルン]冬枯れの線路の木が街を囲む山に重なっている

厳しい人生ではそれだけのように思う。 今の不安に負けてしまう 厳しい人生では それだけのように思う。 冬枯れの葉っぱのない木が窓の外、線路の壁。 小説。 約200字。 8ページ。
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[サマールンルン]泥沼化しているビルの高架橋

ビルの橋は泥沼化しているのである。 買いもの終わりのカップルと二人のサラリーマンがビルの橋の上を歩いていた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。 上から見る景色は普通。 しかし 今夜は星空が見えない。 ビルの橋は泥沼化しているのである。 ...
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[サマールンルン]感受性のアンテナ 小雨の中キツい

・・・・・・朝起きるが、気分は最悪。 それなりの作品を作っていくためには 感受性のアンテナを張らなくてはいけない。 小雨の降る寒い2月下旬。 ・・・・・・朝起きるが、気分は最悪。 小説。 約200字。 6ページ。
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[サマールンルン]山に朝の霧がかかる どこかのケーキショップでは・・・・

カフェのケーキが美味しい夢を見て 少し高揚したので 朝の2月下旬の外に あまり寒さを感じない。 昨日紙に書いてそれからしばらくして撤回した 小説。 約200字。 7ページ。