サマールンルン

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[サマールンルン]河川敷のすぐそばのスーパー

鉄格子(てつこうし)の扉をしめる音がした 巨大な老婆が 鉄格子(てつこうし)の扉をしめる音がした。 ・・・街には雨風が降っているだけ。 小説。 約200字。 8ページ。
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[サマールンルン]三フラット下がった空を飛ぶ飛行機

古びた線路、都心を通りすぎて 古びた線路、 都心を通りすぎて ある時は浮き上がった瞬間もあったが・・・・ 危うい空や地上もたくさん垣間見て・・・・ 小説。 約200字。 7ページ。
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[サマールンルン]空気が少しだけ濁っている朝の道路

澄み切ってしまえばこんなに苦しまなくていいのにと思えた。 ・・・・・・過去のことなど忘れてしまおう。 冷たい風が寒い。 水色のコンビニと郵便局の手前にある 小説。 約200字。 7ページ。
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[サマールンルン]空気が少しだけ濁っている朝の道路

水色のコンビニと郵便局の手前にある 澄み切ってしまえばこんなに苦しまなくていいのにと思えた。 ・・・・・・過去のことなど忘れてしまおう。 冷たい風が寒い。 水色のコンビニと郵便局の手前にある 小説。 約200字。 7ページ。
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[サマールンルン]アンテナと妄想 スマホ時代でどちらか思考

感受性、つまりはアンテナと妄想的なことは 朝、なんとなく机左手の窓のブラインドを開けて何を書こうか考えていると 感受性、つまりはアンテナと妄想的なことは スマホ時代で白黒思考になっていることが浮かんだ。 小説。 約200字。 6ページ。
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[サマールンルン]丸い街 少し端っこが欠けて森になっている妙に癒される場所

川が北の方をまっすぐ通っている。 街の形としては丸に近く・・・・・ 端っこに白いコンクリート工場。 森になっていて丸めの街が少し欠けたような形。 川が北の方をまっすぐ通っている。 小説。 約200字。 7ページ。
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[サマールンルン]二両編成のバイク モノレールを走る

近くに怪しげな沼がある。 太い木の根のようなツルが壁を伝っている小さな小屋があった。 やけに現実的で 近くに怪しげな沼がある。 近くに雑貨屋などがある。 小説。 約200字。 10ページ。
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[サマールンルン]大きくなっていく心のアンテナ

しかし、白いベランダの上のアンテナは 大きな樫(かし)の木そしてその隣に服の工場のある公園で、 ・・・・・・鈍感になりすぎてはみんなダメだと思っているからだと考えた。 しかし、白いベランダの上のアンテナは 大きくなったり小さくなったりする。...
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[サマールンルン]パソコンデスクの左端の空き缶

その机は黒いテレビと一緒に その机は黒いテレビと一緒に とてつもなく大きなカーブの道の先の中古ショップで買ったものである。 どでかい大きな白い車がそこまで運んでくれた。 小説。 約200字。 8ページ。
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[サマールンルン]増やしていく文字 冬の雪だるま

ひたすら楽しみながら しかしよくみればごく普通のいつもの道であった。 遠くの街では ひたすら楽しみながら 小説。 約200字。 8ページ。