サマールンルン [サマールンルン]一番外に憑(と)りついていたトラ ・・・・・ネコのようなトラに気付かなかった。 内側を掘り下げて絵を描いていたヤマオは、 一番外にちゃんと憑りついていた ・・・・・ネコのようなトラに気付かなかった。 地の底から 小説。 約200字。 8ページ。 2024.02.24 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]冬枯れの線路の木が街を囲む山に重なっている 厳しい人生ではそれだけのように思う。 今の不安に負けてしまう 厳しい人生では それだけのように思う。 冬枯れの葉っぱのない木が窓の外、線路の壁。 小説。 約200字。 8ページ。 2024.02.23 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]泥沼化しているビルの高架橋 ビルの橋は泥沼化しているのである。 買いもの終わりのカップルと二人のサラリーマンがビルの橋の上を歩いていた。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。 上から見る景色は普通。 しかし 今夜は星空が見えない。 ビルの橋は泥沼化しているのである。 ... 2024.02.23 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]感受性のアンテナ 小雨の中キツい ・・・・・・朝起きるが、気分は最悪。 それなりの作品を作っていくためには 感受性のアンテナを張らなくてはいけない。 小雨の降る寒い2月下旬。 ・・・・・・朝起きるが、気分は最悪。 小説。 約200字。 6ページ。 2024.02.22 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]山に朝の霧がかかる どこかのケーキショップでは・・・・ カフェのケーキが美味しい夢を見て 少し高揚したので 朝の2月下旬の外に あまり寒さを感じない。 昨日紙に書いてそれからしばらくして撤回した 小説。 約200字。 7ページ。 2024.02.21 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]山に朝の霧がかかる どこかのケーキショップでは・・・・ カフェのケーキが美味しい夢を見て カフェのケーキが美味しい夢を見て 少し高揚したので 朝の2月下旬の外に あまり寒さを感じない。 昨日紙に書いてそれからしばらくして撤回した 小説。 約200字。 7ページ。 2024.02.21 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]街の北の橋の上 大きな白いアンテナ 似たような名前の橋が3つ連なっている。 似たような名前の橋が3つ連なっている。 一つは隣街へと続く国道を繋げる橋。 もう一つは、そこで日曜日になれば必ずゲートボールの大会が行われる公園がある河川敷。 そしてもう一つ北、山側には 小説。 約2... 2024.02.19 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]岩場で少し短めのパレオをつけて 岩場を 何度もこけながらそれでもルンルンとここまで来た。 男女、数人で踊ることが出来る。 赤いパレオを着たオシャレな青年の腰を持って ゴルフが好きなリナトくんは 岩場を 何度もこけながらそれでもルンルンとここまで来た。 小説。 約100字。... 2024.02.19 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]岩場で少し短めのパレオをつけて 男女、数人で踊ることが出来る。 赤いパレオを着たオシャレな青年の腰を持って ゴルフが好きなリナトくんは 岩場を 何度もこけながらそれでもルンルンとここまで来た。 小説。 約100字。 8ページ。 2024.02.19 サマールンルン
サマールンルン [サマールンルン]ハンドルを握りしめている誰か 演者的に・・・・・ 自分で運転をするのが苦手なケンタは 暗闇の中・・・・・・誰かに運転をしてもらっている。 演者的に・・・・・ 路上の占いの水晶を空中に強引にでも作らなくてはならないので 小説。 約200字。 8ページ。 2024.02.18 サマールンルン