サマールンルン

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[サマールンルン]どデカいトンネルの手前 全員で最後の作業中

その前後で作業しても・・・・・ 大きなトンネルがそこにはあった。 見上げても・・・・通っても その前後で作業しても・・・・・ 大きい。 小説。 約300字。 10ページ。
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[サマールンルン]噴水がそこまでの高さまできたら

大きな土器で出来た あと10年は持たないであろう古い噴水であるが そこまでの高さまで来たら 下にあるスイッチを切るようにしている。 別に特に何が起こるわけ・・・・・ではないのだが 小説。 約200字。 8ページ。
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[サマールンルン]財布に入れた紙切れ そっちが先に来ていることを忘れずに たぶんそう

財布に一枚、 入れた大切なことを書きとめた紙切れ。 先日、SNSのnoteにも書き込んだが 自分なりの工夫をしないとあっという間にドツボに落ちてしまう時代だ。 今元気でいられるのは 運が良かったからなどと鼻歌を歌っていた先ほどだが 小説。 ...
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[サマールンルン]夢の中を生きる それは一瞬にして消えた夢

例えば低空飛行でもしっかり飛びながら 自分の持っている翼を大切にし 例えば低空飛行でも しっかり飛びながら 夢の中を生きたい。 小説。 約200字。 8ページ。
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[サマールンルン]夜2時半のファミレス

午後10時を過ぎたあたり。 近くにファミレスがあるというのも ラッキーといった感じの 午後10時を過ぎたあたり。 引っ越してきてもう4ヶ月が経過した。 小説。 約300字。 9ページ。
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[サマールンルン]池を見る

それは外にある景色のはずなのに 泥のような塊が あちこちに生じて煮えたぎる。 それは外にある景色のはずなのに 小説。 約300字。 11ページ。
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[サマールンルン]ドロッドロしてきた

ドロッドロしてきた。 煮詰まってきて ドロッドロしてきた。 それでもしっかりとやっているため まだマシなのだろうが。 小説。 約100字。 6ページ。
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[サマールンルン]言葉そのものに大して意味はない 無責任に気楽に宙に吐く息のようなもの

原稿を締め切りまでに間に合わせることに必死 マンガ家のタケシは 原稿を締め切りまでに間に合わせることに必死。 テーブルの上にお茶を置いてPCに向かい合う日々だが ・・・・・・・・漫画は、強引にでも作らなければいけない。 そしてそれは仕事だか...
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[サマールンルン]少しズレている思考

ズレているもクソもないのである。 芸術の世界というか・・・・ そういう自由な世界の中では 基本的に破壊していくことが求められ ズレているもクソもないのである。 小説。 約200字。 10ページ。
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[サマールンルン]山の中で黙々と人形作りをする男

麓(ふもと)のお土産物屋で販売している男がいる 山の上にある持ち金をはたき買った小屋で 主に木と石を拾って人形を作り 営業して麓(ふもと)のお土産物屋で販売している男がいる。 小説。 約300字。 9ページ。