サマールンルン

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[サマールンルン]長方形のテーブルに座りみんなでトランプ

最後に手に取ったカードはジョーカーではなく 震えながら 最後に手に取ったカードはジョーカーではなく ダイヤの4だった。 小説。 約300字。 9ページ。
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[サマールンルン]スマホとアプリと草原

確か白紙の上の方で指示する役割と学んだ。 それはプログラムを指示する役割を持つのだが その巨大なプログラムは アプリを作る。 その中間は詳しくは知らないのではあるが・・・・ 確か白紙の上の方で指示する役割と学んだ。 小説。 約300字。 8...
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[サマールンルン]スコップで何かをすくおうと頑張っているある絵描き

肩までまっすぐな真っ黒の髪が伸びた絵描きは 肩までまっすぐな真っ黒の髪が伸びた絵描きは 泥沼の中から 美しい絵の具を拾い集める。 たまにそのぬかるみにハマり 抜け出せなくなりそうになったりもするが。 それでも少し寒い小雨の下で ちょっと古い...
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[サマールンルン]昔行ったことのある街 黒いサクランボが鳴っている並木道

新幹線とバスを乗り継いで・・・・・ 青春十八切符を買って出向いた。 新幹線とバスを乗り継いで・・・・・ 辿りついた時には 随分歩いたな・・・・・・・ そして こんなに遠かったっけ??などと思った。 昔うっすらと記憶にあったサクランボの並木道...
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[サマールンルン]紫の絨毯になったボードゲーム

凝っていてとても細かいルールも多く そのボードゲームは区切りがたくさんしてあり モニターも電源もある。 凝っていてとても細かいルールも多く プレイヤーはどこまでも楽しめる。 その難しいルールを努力で克服し 楽しむことが出来るように努力するの...
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[サマールンルン]山にたくさん建っている青白い電波塔

青白い顔をした 青白い顔をした 東京タワーのような長い三角形をした電波塔がたくさん建っている・・・・。 35,6年前に建てられたものだと 家の前の住人の方が世間話でおっしゃっていたが・・・・ 網目のようなその鋼鉄は 長い交差点を少し右折して...
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[サマールンルン]耐えると全然楽しいの奇妙なバランス

赤い風船が窓の外を舞い上がっている ・・・・それを想った朝。 赤い風船が窓の外を舞い上がっている。 ホットコーヒーに いつもは入れる砂糖を何故か今朝は入れず そんなことを口走った。 隣の部屋には小声であったためおそらく聞こえていない。 小説...
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[サマールンルン]耐えると全然楽しいの奇妙なバランス

・・・・それを想った朝。 赤い風船が窓の外を舞い上がっている。 ホットコーヒーに いつもは入れる砂糖を何故か今朝は入れず そんなことを口走った。 隣の部屋には小声であったためおそらく聞こえていない。 小説。 約200字。 7ページ。
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[サマールンルン]地上へ着地 闇の渦の中を這いずり回った過去

這いずり回る瞬間は 部屋や街中の空気の至る所に 爽やかな午前のひとときに 渦は生まれる。 ポケットに入ったタブレットにも 闇は多い。 這いずり回る瞬間は 誰でもあることは明らかだが 可愛くドレスを着て 小説。 約300字。 9ページ。
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[サマールンルン]オープンカーで過去を走る 颯爽とドライブしよう

4年前がはるか遠いジュラ紀(数億年前)のように感じられる。 人工物の高度な発達によるものも一因かもしれないが きっと鬼のような形相で杖を突いた老婆の仕業でもあるのだろう。 もちろん全てはコメディの範囲だが。 未来を見て前向きに、 とYouT...