六月の産声

六月の産声

[六月の産声]好きと伝えられたらいいのに

会社と自宅を往復するだけの毎日に退屈さを感じていた。打ち込みたいほど熱量を持った趣味もなくただただぼーっとした日々を過ごしていたそんな中、偶然視界に入ったのが近所のスポーツジムの看板だった。時間を持て余していた自分にとって、健康に気を使って...
六月の産声

[六月の産声]君を知ってみたかった

毎日ただなんとなく生きている。生活のためになんとなく働いて、なんとなく食事して、やりがいだとか夢らしい夢もなく、毎日ただただなんとなく自分の時間を消費して。人生はこういうものだって自分を誤魔化しながら、幸せに満たされる感覚を忘れた人生を過ご...