東山しをん

君の名は──。 友達の姉から聞いた、奇妙な話。 結婚願望が強い女の子が、占い師に言われた運命の相手を探し求める。 しかし、その条件は見た目や性格ではなく、名前、誕生日、血液型、出身地。 そんな彼女の前に現れた転校生、涼宮アキラ。 全ての条件...

うおおおおおおおお！ また尻だっっっっっっ！ もう興奮がおさまる隙がない！！！ 全24ページ（漫画本編20ページ） 天才は隠れるのが下手なんだ！ （中国 31歳男性） たまらねぇぜ。至急、メールくれや （日本 53歳男性） 射精しすぎて右手...

精神攻撃の一番美しいところは、犠牲者がそれを覚えていないことだ。 図書室に隠された一冊の呪われた本。 その本に触れた者は、甘い言葉で女を口説き、ふたなりになる。 放課後は女を便器にして、やりたい放題の毎日。 しかし、その呪いの真実は恐ろしい...

「またこの夢か…」 とボクは思う。 毎晩、同じ夢。教室の隅で、彼女は独り、秘密の遊びに耽る。 放課後の静けさの中、教室の隅で、ひとり佇む彼女。 ボクはポケットからおもちゃを取り出し、躊躇いながらも声をかける。 「これ、君のだよね？」 今日も...

旧校舎の階段を上るボクの足音が、不気味な静けさを破る。 手には懐中電灯の唯一の光。 「ここが、吉岡から聞いた鏡のある場所か…」 鏡の前に立つと、ボクの心臓の鼓動が唯一の音となる。そして、3時33分33秒の刻が迫る。 合わせ鏡の儀式を終えると...

トイレに行かないという少女。 学校の隅で囁かれる、奇妙な噂。 その謎を解き明かそうと、彼女の後を追った。 しかし、ひとけのない路地で彼女の姿を見失い、 不安が募る中、突如背後から彼女の声が響く。 家に招かれたボクは、苦いお茶を前に緊張する。...

「観覧車、二人一組で」遠足の日、先生の一言でボクは憂鬱だ。 噂の転校生、彼女の名は誰もが知るけれど、誰もが声をかけない。 友達のいないボクと、孤独な彼女。偶然が重なり、二人は観覧車の中。 観覧車はゆっくりと頂点に達し、そして、動かなくなった...

「恐怖の水飲み場」 学校の体育館脇にある水飲み場。運動部の生徒たちが汗を流した後に集まる場所。 しかし、右から二番目の蛇口だけは、誰も使わない。 針金で固く締められたその蛇口には、恐ろしい秘密が隠されていた。 潔癖症の少女が、猛暑の日にミネ...

学校の帰り道、ボクたちは道端に積まれた小銭を拾って使った。 「ボクくん、何か拾った？」 近所のお姉さんの声に足が止まる。彼女の目は真剣そのものだった。 お姉さんの家で過ごすことになった一夜。 襖の隙間から、何かがボクを覗いている。 一瞬、そ...