Vの黎明期を生き抜いたVtuberの中の人、万里花。
夢であるオリジナル楽曲アルバム制作のため無理をして倒れてしまい、企画は頓挫するかと思われたが…
そんなタイミングで音楽業界から流れてきた人材・鷹野はコネと経験を活かし万里花のサポートにつくことに。
一方で手が空いたPにあてがわれた新担当はセフレと遊んでばかりいる手のかかる小悪魔系Vtuberだった!?
ある夜呼び出され、いつもの機材トラブル対応かとマンションへ向かったPだったが……
【登場人物】
城戸瀬 小珠:(20)
Vtuber・邪精霊プラムプリムの声帯担当。
東京都目黒区出身の元子役。一通りのことは出来る器用さを持つが努力はしないタイプ。
声の仕事は初めてだが、演じること自体は上手いのでVになりきることへの違和感はない。
甘い声とゲームの巧みさが合わさり、配信の定番はゲーム実況に定着しつつある。
リアルでは小柄でロリ系のファッションを好むが、意外と胸があるタイプ。Eカップ。
オフにはセフレと遊ぶことが多いがこれは性に対して奔放というより、
恋愛を信じられない・他人の感情に期待していないための行動だと思われる。
芸能界が彼女に遺した爪痕は深い。
鷹野P:(45)
色黒のいかにもな元音楽ギョーカイ人。
山野辺 万里花:(21)
Vtuber・西赤羽マリリンの声帯担当。福島県郡山市出身の声優。歌と楽器演奏が趣味。
Vの戦国時代を生き抜き、ひそかに温めていた自作楽曲によるオリジアンルアルバム制作の夢を叶えるために努力している。
声質とも演技とも歌声とも関係はないが、Hカップ巨乳である。
……重ねて書くが、声の仕事と、胸の大きさは、決して関係がない……はずだ。
P:(29)
西赤羽マリリンのプロデューサー…という名の雑用かもしれない苦労人。
Vの黎明期を生き抜き苦楽を共にするうち山野辺と恋愛関係となる。
万里花の音楽アルバム制作の夢をできる限りサポートしているが、
社長のノルマ達成への圧が強く、板挟みで胃痛気味。良くも悪くも仕事には真面目な証拠か。
※前作「オレのカノジョはVの者」の続編になります。
※この本に登場するVtuberおよびスタッフはキモォータの妄想による架空の人物であり、実在するいかなる人物とも一切関係がありません。