高貴な家柄の女子が集う学び舎、桜春女学院。
主人公はそこの用務員として雇われた。
しかしそれは表の顔。彼の真の役目は「男優」。
生徒は皆セレブ。スキャンダルは厳禁。
──故に、女生徒らの性欲はより大きく、屈折する。
そんな彼女たちの「理想の男」を演じる。それが主人公に課せられた職務。
最初の生徒は「一条冴姫」。
文武両道の生徒会長、総理大臣すら輩出した名家で、まさに人の上に立つことを約束された人間。
しかし、そんな彼女には、人には言えない性癖があった。
主人公は、そんな彼女を満足させるべく、役を演じる。
彼女の理想の男…「ご主人様」として。