「ヒロくんおかえり。おっきくなったね」
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都会の喧騒に疲れ果て、故郷である離島に帰ってきたヒロ。
7年ぶりの帰省。久しぶりに再開する幼馴染の3人のお姉さん達と一緒に遊んだ友達。
ヒロがまだ島にいた頃は、何をするにも彼らと一緒。
彼らと同じものを見て、彼らと同じ遊びをして育った。
成長して見た目は少し変わっていたが、再開してからも小さい頃と変わらずヒロに優しく接してくれた。
特に地元の年上の女の子達は、辛い時よく助けてもらっていた。
家庭が厳しかったヒロにとって、唯一甘えられる存在。
彼女らはヒロの心の傷を癒してくれる存在であり、憧れでもあった。
あの頃憧れていた彼女達は、成長してすっかり大人になっており、それでもヒロへの扱い
幼い頃のまま。
昔と変わらない距離感にドキドキしながらも、優しく包み込んでくれる彼女達に感謝しながら。彼らが運営する民泊ではじめて迎える夜。
夜中目が覚めトイレに向かう途中、とある一室からきこえた物音。
ヒロがドアの隙間から目にしたものは、憧れだったお姉さん達と友達が激しく交わる姿だった。
◆本編188+表紙1p
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