「お仕置きをポイント制にして その判定をロボに任せれば 平等じゃないですか?」
ボス七峰がノリでお仕置きを決めていることを問題視したSPA-HAKU編集室。折角スパロボのルソーがいるのだから、ロボがお仕置きを管理すればよいのでは?
そんなこんなで24時間限定で試験的に始めたお仕置きポイント争奪……ではなく回避戦。上位3名はご褒美、下位3名は、さらにキツいお仕置きが待ち受ける。
お仕置き特化型人工知能搭載のルソーは、人間共の策略に打ち勝ち、フェアなお仕置きを与えることができるのか。
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本作はスパンキング創作サイト「スパンキング白書」の同人誌(改訂版)シリーズです。
カラー / 本編77ページ(全83ページ)
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【Characters】
七峰ちか
SPA-HAKU編集長。インプリメントマニアであり、お仕置き道具への愛とその技術は他の追随を許さない。ただし、お仕置き道具にパラ極振りし過ぎて、知力と財力は0である。自分のYouTubeチャンネル企画【うちのクソスタッフを砂浜に尻だけ出して埋めて目隠し桃割りしてみた】での高精度な尻の打ち抜きがバズり、チャンネル登録者が1万人を超えた。金が入れば即鞭をポチる。IT音痴。
吉川ゆりな
米国でスパンコロジー(専門:機械工学)の学位を取得した秀才。編集長がアホなため、事実上のSPA-HAKUのブレイン。だが普段は権謀術数を巡らし仕事をサボることを日課としている。ルソーの躯体設計は吉川が手掛けているが頭を画面にしたら後でなんでも表示できるし、体前面が開けば後でなんでも機能を仕込める、という適当なんだか柔軟なんだか測りかねるコンセプトの設計である。
和泉かえで
叩尻懲罰書士。スパ法のスペシャリストであり、法務関係の案件を一手に引き受ける。さらにオフィスの事務作業などもいつの間にか一手に引き受けているブラック引き寄せ体質。特技は酎ハイを肴に第三のビールを飲めることだが酒癖の悪さは一級品。小中高大どこの同窓会にいっても「かえでがあんなとことで漏らした話」が湧き出る、尿道緩めガール。真面目と都合良いを両立している人。
源ちひろ
SPA-HAKUの出資者であり、SもMもいける変態。スパンキング産業界のフィクサーである源家の養女。普段はあまりオフィスにいないので何をしているかよくわからないが、多分裏外交を取り仕切っている。お仕置きは人間がコントロールすべきという自論で、近年のお仕置き自動化は嫌悪している。スタッフ4人の中では一番年下。今年のハロウィンもスクランブル交差点でイタズラされ待ち全裸待機。
神山あみ
IT担当のバイトの●●●。理系科目は学年トップクラスかつ文系科目は学年最低レベルのため、友人からは「サイコな子犬」の称号を欲しいままにしている。加えて、のび太とタイマンを張れるレベルの居眠りの天才。吉川のサポートとして雇われているが、吉川と一緒にゲームをしながらサボっている。アクティブ帰宅部。最近バイト代でヨギボーを買ったが曰く「すぐ寝ちゃうんでネトリの座布団と違いがわからん」
成田しずき
事務担当のバイトの●●●。神山の同級生で、彼女の紹介でSPA-HAKUでのバイトを始めた。水泳部だが、部は小規模で弱小らしい。神山のように天才的なスキルがあるわけではないが、運動部の●●●●●が隣にいると、和泉の仕事の生産性が20%アップすることが実証されているので、一部のサボラーからは重宝されている。巻き添えを食いやすい体質なのは和泉と重なるところがある。