美紀「ねぇ、あんた達ってしたこと・・・ある?」
瞳「なによ?したことって」
美紀「えっと・・・だから・・・」
美紀「セックス・・・」
転校先で出会った3人の少女、
芽金 美紀
目隠 瞳
太居 真理
たまたま、同じアニメが好きだったことから、
一緒に遊ぶようになったオレ達は
いつものようにオレの部屋でゲームをしていた。
しかし、今日はいつものようにはいかなかった。
我がオタクグループの中心的存在である美紀が
「セックスをしたことがあるのか」
なんてとんでもないことをオレ達に聞いてきたのだ。
その質問に対しての回答は美紀を含めた4人ともが
「無い」というものだった。
だが、皆口には出さないが興味はあるようだ。
気まずい空気が流れる中、
一人だけケロッとした顔をしている
瞳がこう言ったのだ。
「じゃあさ、今からしてみない?」
この発言がきっかけでオレ達の関係は
ただの友達から1歩進んだものへと変わっていくのだった。