妻として、母として、戦士として。愛する家族の為、苛烈な戦いへ身を投じる独りの女性の物語。
■ストーリー概要
練兵会。
それは『経典結社リュダ』が催す強者を選抜し、登用を目的とする闘技会だった。
無実の罪でリュダに捕らえられた夫ユイアを救う為、セギは女の身でありながら戦いの為の黒衣を纏い、
『黒の魔淑女』として周囲の目を欺き練兵会へ参加する事を決意する。
この練兵会に戦士として名を連ねるにはひとつの条件が課された。
それは己が身を強化するリュダの秘薬を服用し、その上で大会へ出場する事だった。
だが、経典結社リュダの名を冠する秘薬『マインド・リュダ』と呼ばれたこの稀有の薬には、
その身の強化を促す他に、もうひとつの特性が有った。
それは、日毎夜毎にその身を焦がし、その体を蝕む激しい催淫効果。
運命の決戦……練兵会決勝のその日まで残り約30日。
マインド・リュダのもたらす催淫効果は決勝の前夜に最も高まり、抗う事を許さず彼女の身を絡め取る。
果たしてセギは愛欲渦巻く練兵会を勝ち抜き、愛する家族を救う事が出来るのか……。