●●の頃から胸が大きい事がコンプレックスだった。
私は勉強もスポーツも人並み以上にできたし、友人たちからの信頼も厚かった。
と思う。
でも、ある日の体育の授業で、男子からとても変な目で見られるようになってからは、スポーツが出来ることも隠し、体育の授業は良く休むようになっていた。
「ゆかりって実は胸がスゲーでかいの知ってた?」
「普段は制服で着やせしてるんだってよ、くぅー隠されると見たくなるなぁー」
「あの猫っぽい女を屈服させてーなぁ」
たまに聞こえてくる声に虫唾が走っていた。
男は汚らわしい。
そう思っていた自分はやはり、間違っていなかった。
20歳になった今の私の目の前に、きまぐれで付き合ってあげた男子が
立ちふさがる。
私に告白してくる男子なんて一人もいなかったから、その勇気に免じて
付き合ってあげたのに。この男は一度遊びに行ったときに、私に眠り薬を
盛って、いかがわしい写真をとっていたのだという。
性行為をされた訳ではなかったらしいが、その写真を見せられたら最悪な気分になった。
それをばら撒かれたくなかったら一日だけいう事をきかなければならないらしい。
男って最悪ね。本当に。
そんなことで私がなつくとでも?
私の心が手に入るとでも?
憎しみを募らせながらも、両親を悲しい目に合わせるわけにもいかないと思い、一日だけこの男のいう事を聞いてやることにした。
絶対に許さない―。
そうして新たに撮られた写真集をこちらで販売しております。
※本作はStable Diffusion、独自モデルを使用したAI生成画像を加筆、修正した作品となります。