「私は……あの人に、自分から抱かれているの」
その日、俺は見てしまった――。
幼馴染である恵美香が、養父に抱かれている姿を。
恵美香とは小さい頃からずっと一緒だった。
何も話さなくても雰囲気で気持ちがわかる関係だったはずなのに、
今の俺には彼女のことが何もわからなかった……。
翌日、恵美香に問いただすと、自分から抱かれていると答える。
信じられなかった俺はその夜、恵美香の家に向かう。
そこには泣きながら養父に抱かれる恵美香の姿があった。
俺は恵美香とこの町を出る決意をする。
だが新天地でも、恵美香は別の男に汚され――。
「ノリ君、今までありがとう。……だけど、ごめんなさい……」
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