40年前、事故に遭ってコールドスリープで眠り続けていた兄。
その兄が目を覚ましたという突然の知らせ。
こうして美紀は自分よりも年下の・・あの頃のままの兄との暮らしを始めた。
よみがえってくる初恋の淡い想いと抑圧してきた底深い女の欲望。
「お兄ちゃん・・・いいよ、こっちにきても・・・・」
約30歳も年下の兄と六畳一間の暗い部屋で同じ布団で眠る日々。
それは兄と妹でありながら若い男と熟した女が欲望を募らせるには充分な環境。
二人は縮めてはならない距離を徐々に縮めていき、危うい背徳の交わりへと身を沈めていく・・・決して引き返せないところまで・・・
「妹でも・・おばさんでも・・・赤ちゃんはできちゃうんだよ・・・」