タカシとアキラと僕(カオル)は同級生。めちゃくちゃ気があって、いつも一緒にいる。
ただ、彼らはどんどん大人の身体になっていくけど、僕は身体も華奢で声変わりしたかどううかわからない。
女の子みたいだとよく言われる。
僕たちは男子校だから、周りに女の子がいない。
ある日タカシが「カオルにセーラー服を着せよう」と言い出した。
「女子がいないから、パンチラ拝むチャンスもない。代わりにカオルがセーラー服着て、パンチラとか見せてくれよ。カオルなら、絶対似合うから、
マジで興奮すると思うんだ。」
「いいね。やろう。パンチラ見たい。」とアキラも賛同して、着ることになった。
正直、僕もまんざらじゃなかったんだ。
初めてそれを実行する日が来た。僕は二人の『着せ替え人形』になった。
『僕は着せ替え人形』シリーズのファースト・エピソード。