[Re:sound]図書室お化けの恋物語-あなたと綴る1ページ-

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「また新しく書けたら、私の物語、読んでくれますか?」

≪作品紹介≫

絵本が大好きで図書室に入り浸っている、地味で影が薄い女の子、コヨミ。
図書委員である「あなた」は、いつも本を大量に借りるコヨミに対して興味を持ちます。
一見、地味でネガティヴな女の子。けれど話してみると、お茶目で少し変なところがあったり、ちょこっとおかしな喋り方をするコヨミの明るい部分に「あなた」は惹かれていきます。
文章を書くのが好きなコヨミと、絵を描くのが好きな「あなた」
コヨミの物語に絵を付けると約束します。

「あなたのために、お話を完成させます」

「それが、どれだけ下手くそでも、文章として成立していない、子どもじみたものでも」

「それでも私は、私の物語を、私の気持ちを、私の想いを」

「あなたに、読んでほしい、です!」

……というのが、前作のあらすじ。

あれからコヨミと「あなた」は一緒に作業を進めることが多くなりました。
ある日、コヨミは自分の家で作業をしませんか? と誘います。

「図書室や図書館でもいいのですが、えっと、最近はなんだか……周りの目が、気になるようになったのです」

「い、いえ、確かに、前々から周囲の目は気になっていましたが……」

「人の視線が怖いのは今もですが、そうじゃなくて、そうじゃなくて……」

「あなたと一緒にお話を書いたり、絵を描いたりしている姿、周りからはどう映るのかなって……」

少しずつ、少しずつ縮んでいく二人の関係性。
試しにタメ口で話してみたり、コヨミの妹・シオリに煽られたり……。
けれど二人とも、一歩を踏み出すことが出来ません。

「コヨミお姉ちゃんのどこを好きになったのですかー?」

「……え? なんとなくってなんですかー」

「図書室にずっといるから、なんとなく気になるのは、分かるかもですけど」

「ハッキリしない答えですねー」

やがて完成する物語。
コヨミが一生懸命に書いた「あなた」のための物語。

「最近は、あなたに読んでもらえるのが嬉しくて嬉しくて」

「もっと上手く、お話を書けるようになりたい。そう思うようになりました」

「昔は、上手くなりたいとか、そういうのなかったのに」

「不思議ですね、にひ」

「自分に自信がない女の子」をテーマとしたサークル Re:sound 15作目
絵本が大好きな少し変な子と綴る、新しい1ページ。

≪POINT≫

・コヨミは喋り方がちょこっと変で少し間抜けな子です。コヨミを演じてくださった和鳴るせ様本人もフリートークで「おかしな子」と言っています。

・コヨミの妹、シオリが登場します。妹だけどコヨミよりシッカリしている、元気な子です。CVは棗いつき様です。明るく元気! を体現しているような声です。試聴版にシオリが喋っているシーンを入れています。

・スランプであることをコヨミに打ち明けるシーンがあります。一生懸命励ましてくれる姿がかわいらしく、もう少し頑張ってみようかな、と元気が出てきます。

・コヨミが作った物語の読み聞かせシーンがあります。こちらが本編と言っても過言ではないくらい良い話で泣きました。

・絵本が物語の軸なので、アナログが得意なりる様にジャケットを描いて頂きました。

・コヨミが嬉し泣きしてしまうシーンがあります。和鳴るせ様の演技力が炸裂しているシーンです。

◇ トラックリスト ◇

シーン1 つづきの1ページ (5:18)

シーン2 コヨちゃんお悩み相談室 (11:21)

シーン3 私の家に来ませんか? (5:12)

シーン4 コヨミの妹、シオリ登場! (9:14)

シーン5 図書室お化けの部屋で (11:18)

シーン6 また明日 (3:36)

シーン7 『おやすみアストレア』 (21:12)

シーン8 特別な存在(9:18)

シーン9 あなたと綴る1ページ(2:55)

計79分24秒

おまけ
和鳴るせ様のフリートーク
棗いつき様のフリートーク

当作品の著作権はRe:soundが所有しております。
転売、再配布、二次使用、複製、譲渡等の行為は固くお断り致します。

CV 和鳴るせ様( )
棗いつき様( )

イラスト りる様( )
台本 くろっく( )

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