「一度は捨てたこの命、ご主人様のために使わせてください」
≪作品紹介≫
身寄りがなく、様々な施設を転々として生活をしていた少女、レイ。
「メイドとして雇われていた」と言うと聞こえはいいが、実際は「奴○として飼われていた」というのが現実。
主人の横暴に耐えきれず施設から逃げ出したレイは「あなた」の家の前で力尽きて倒れてしまいます。
「ぐすっ……ここ、どこ……? 私、どうしてこんな場所に?」
「雪が、降っていて、真夜中で、すごく、寒くて」
「行く宛もなく、ずっと、歩いていたのです」
奴○として生きていたレイは、相手に怒られないように顔色を窺う人生を送っていました。
たどたどしく喋り、ちょっとしたことで怯え、すぐに泣いてしまいます。
自分のことを手厚く保護してくれる「あなた」に対して、レイはじょじょに心を開いていきますが、過去のトラウマのせいでどうしてもオドオドしてしまいます。
「優しく扱われることが、無かったのです」
「時には、暴力をふるわれることも、ありました」
「だから、その……人を、信頼するのが、怖いのです」
「自分に自信がない女の子」をテーマとしたサークル Re:sound 9作目
傷と孤独を抱えた者同士の「癒し合い」の物語。
「名前を呼ばれる時って、痛いことや酷いことをされる時だったので」
「自分の名前に、良い思い出がないのです」
「あの、ご主人様。お願いが、あります」
「私に、名前を付けてくれませんか?」
≪POINT≫
・「自分に自信がない女の子」「物語性」を強く強く意識したボイスドラマ。少し切ないお話となっております。ですが、とても温かな物語です。
・甘えたがりなレイを、たくさん甘やかしてあげましょう。一之瀬りと様が演じる甘々な○リボイスが、心を優しく溶かしてくれます。舌足らずで「ご主人様」を「ごすじんさま」と言ってしまうのが可愛らしいです。
・ヒロインが泣いてしまうシーンがあります。レイが安心するまで、抱きしめてあげましょう。
トラックリスト
シーン1 奴○少女との出会い (9:44)
シーン2 互いの傷跡 (13:35)
シーン3 私に名前を付けてください (4:13)
シーン4 ナミダノコトバ (14:14)
シーン5 イヤな思い出を、良い思い出で (6:51)
シーン6 あたまを撫であいっこ (19:55)
シーン7 ご主人様は私に生きる理由を与えてくれました (12:46)
シーン8 「レイ」 (1:56)
計83分14秒
体験版でシーン1、3を一部試聴することが出来ます。
当作品の著作権はRe:soundが所有しております。
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CV 一之瀬りと様( )
イラスト シロ9じら様( )
台本 くろっく ( )