「私の物語を、私の気持ちを、私の想いを、あなたに読んでほしいです」
絵本が大好きで図書室に入り浸っている、地味で影が薄い女の子、コヨミ。
図書委員である「あなた」は、いつも本を大量に借りるコヨミに対して興味を持ちます。
「いつも、これくらい借りているの、どうして知っているのです?」
「って、あのー……もしかして、私」
「顔、覚えられちゃって、います……?」
一見、地味でネガティヴな女の子。けれど話してみると、お茶目で明るいところがあったり少し変なところがあったり……やっぱり暗かったり。
「いえ、そんな、私、地味ですよ!」
「地味です、地味ですよー、地味地味です」
「暗い性格、していると思います」
コヨミは本を読むだけではなく、文章を書くのも好きです。
けれど、彼女はなかなか文章を見せてくれません。
「誰かに書き方を教わったわけでもないですし、読むのが好きだから書いてみよー、みたいな軽い気持ちで書いたのです」
「あなたが思っているよりも、私のお話、下手くそで、歪なものですよ……?」
「……きっと、あなた、幻滅します」
「自分に自信がない女の子」をテーマとしたサークル Re:sound 6作目
初めての「自分に自信がないこともない女の子」のボイスドラマ。
「私が書く文章に絵を付けてくれるって、本当、ですか?」
トラックリスト
シーン1 絵本が大好きなのです (10:42)
シーン2 暗くて地味で口下手でつまらないと思います (7:50)
シーン3 絵と文 (15:49)
シーン4 図書室に行きたくないです (9:02)
シーン5 普段と違う図書室 (8:27)
シーン6 閉館時間 (2:00)
シーン7 図書室お化けの恋物語 (16:05)
計69分55秒
体験版でシーン1を全て試聴することが出来ます。
CV 和鳴るせ様( )
イラスト ネコばか様( )
台本 くろっく( )