「季節外れの、雪と春の魔法」
体験版でシーン1を全て試聴することが出来ます。
全編バイノーラルマイクで収録しています。
≪作品紹介≫
人里から離れて一人で暮らしている、雪女と呼ばれている少女、ユキハ。
雪女であるユキハの姿は、一部の人間にしか見ることが出来ません。
妖怪は人間から忌み嫌われているので、ユキハはずっと一人ぼっちでした
「もしかして、あなたには、私が、見えるのですか?」
「私のこと、怖くないのですか?」
「化物だと、言わないのですか?」
「雪女とは死を象徴する妖怪です」
ユキハは自分が妖怪であることを非常に気にしています。そして、人間のことを怖がっています。
自分に自信がない上にずっと一人だったユキハは、会話がとても苦手。
「ごめんなさい」が口癖で、上手く言葉を紡げません。
褒められたり優しくされると困ってしまいます。
「すみません、オドオドした喋り方は、その……癖、なのです」
「髪が白い。それだけで、嫌われる理由としては充分なのですよ」
「白い髪は、雪の、妖精、みたい?」
「雪の妖怪、と呼ばれることはたくさんありましたが、雪の妖精、と呼ばれるのは、初めてです」
自分のことを妖怪扱いしないで、一人の女の子として接する「あなた」に対して、普通の女の子らしい一面を見せていきます。
里の案内をしたり、雪合戦をしたり、妖怪なのに幽霊が怖いということを告白したり……。
けれど、いつか雪は止んでしまいます。
雪女であるユキハは、冬が終わると消えてしまいます。
「雪が止んだら、私は、来年まで、姿を現すことが出来ません」
「こんなこと、あなたの前で言っても、あなたを困らせるだけだと、分かっているのに」
「……ごめんなさい。ワガママを言っていいですか?」
自分に自信がない〇さな雪女と過ごす、季節外れの雪と春の物語。
ちょこっと喋るのが苦手な、自分に自信がない女の子に癒されていきませんか?
≪トラックリスト≫
シーン1 1日目 自分に自信がない雪女 (10:38)
シーン2 1日目 雪の妖精(11:39)
シーン3 1日目 もう1日だけ(03:25)
シーン4 2日目 妖怪はズルい生き物ですよ?(13:01)
シーン5 2日目 〇さな雪女と小さな春の魔法(07:52)
計 46分35秒
CV 和鳴るせ様 )
イラスト おみなえし様 )
台本 くろっく )