『うおおおお、離せぇぇぇぇっ!
これは不当な拘束だ、弁護士を要求するぅぅぅ!』
閑散とした地下通路にオークの声が木霊する
・・・オレの声である。
『はいはい、大人しくするですぅ〜
っていうかなんでオークが
そんな流暢にしゃべってるですぅ〜?』
オレの右わきを抱えた少女が溜め息まじりに吐き捨てる。
蒼い瞳に紺色のセミロング、胸元を大きくはだけた
魅惑的な鎧に身を包む、そして鎧越しとはいえ
その豊満な乳房が押し付けられる感触が心地いい。
『どうせ人間のスパイでしょ?
魔法かなんかで化けてるんだよ。』
逆側、オレの左わきを抱えた少女が返答する。
紅い瞳、後ろに縛った紺色の長髪、スレンダーで
下着かと思うような薄手の服を着こんでいる、エロい。
そしてなにより特徴的なのが二人のその耳だ、
長くとがっている、そう、彼女たちは人間ではない。
『だから違うんですってぇぇぇぇ!
オレは異世界転生して女神様にオークの姿に変えられて
気が付いたらもうあの森にいたんですよぉぉぉ!』
そう、オレはどうやらこの美少女達の
住処に異世界転生させられてしまったらしい。
基本CG50枚以上 立ち絵やその他200枚以上のRPGです!