小夜子から妖力を奪ってしまった果心居士は徳島を荒らし妖怪を出現させる。六助は小夜子から妖力を取り返すべく最後の決戦に赴く。
小夜子もついていくと宣言するが妖力の使えない小夜子を連れていけないとその場に残し小夜子を妖怪から守るために結界を張る。
そしてそして藤吉郎と共に果心居士のアジトへ向かう。
その一方ある女性が六助に会おうと徳島に訪れる。
吉田兼見、吉田神社の神主で六助の師匠兼叔母である。
彼女は荒れ果てた徳島に驚く。
旅の途中で盗賊に襲われかけるも狸の式神の竹千代と協力してそれを撃退。
その時に六助は果心と戦っていたが彼は果心から自分に呪いをかけすぎたと見抜かれる。
六助は無意識に自分に呪いをかけた代償に自身が果心居士になるリスクをはらんでいた。
そこに隙をつかれた六助は果心居士の幻術と精神攻撃を前にもがきだす。
その時小夜子を守るべく張った結界が破壊される。
その刹那、無数の妖怪が小夜子に襲い掛かる。