TOKYO MXで放映中のアニメ
「レヱル・ロマネスク2」の第11話のmp4が
1月9日まで限定で付属します!
作品内容
世界遺産。屋来島。
鹿兒島県の――というより日ノ本の誇りである、手つかずの豊かな自然があふれる島の中心部にある森深くには、一本の線路が走っています。
かつては伐採された木材を運び出し、いまは救難用トロッコのレールでありつつ遊歩道としても機能している、トロッコ道。
マスターであるあなたはとらことふたり連れ立ち、トロッコ道を皮切りに、屋久島の中の自然の音を探し歩きます。
線路脇の岩場から滾々と湧き出る清水。干潮時、一日二回だけその姿を表す海中温泉。
さまざまな音をめぐって疲れたお耳は、濡れタオルで、ボディバターで、そして屋来杉の耳かきと、屋来杉オイルをふくませた梵天とで、徹底的に癒やされて、ぴっかぴっかにお掃除されます。
「ごわ」「もす」と無骨に響きがちな鹿兒島弁を、けれども可愛く操り出すとらことの、音探して、自然と触れ合うかけがえの無い時間。
時間の果てにまっているのは、ふたり慈しみ合う穏やかな眠りに他なりません。
鹿兒島に降り積む火山灰を掃除するための、散水電車。
果てなき戦いを開くことなく続ける、レイルロオドのとらこ。
がんばりやさんな小さなとらこと過ごすひとときは、ただそれだけで、あなたととらこをお互いに、そうして深く癒やし合うことでしょう。
どうぞとらこと寄り添いあって、屋来島の音に、こころもお耳もお浸しください。
火山灰との終わりなき戦いを繰り広げ続ける散水電車のレイルロオド『とらこ』
「じゃっでとらこ、旅客列車のレイルロオドになれるんだって思ちょりもした。
鹿兒島(かごんま)市内線のほんの短い範囲の中でも、通勤の、通学の、観光の――いろんなひとたちの日常の移動の、旅の、お手伝いして……
ロールアウトの日を指折い数えながらずうっと、そんな景色を夢見ちょりもした。
ほんの僅かでもいろんな人たちの笑顔の支えになりたいと、願っていもした」
「散水電車のお仕事は、わっぜ素晴らしいお仕事でもした。
たくさんのひとたちの笑顔を運ぶ他ん姉妹の――そいどころか、徒歩や自転車、自動車のひとたちの交通を守る、大事なお仕事。
……マスタどんが、働く背中でそんことを、とらこに教えてくれもした」
鹿兒島市電の走る鹿兒島市内は、櫻島からの火山灰が止むことなく降り続いてくる街です。
そうしてとらこは、散水電車のレイルロオド。
市民の安全を、交通を覚悟するため、無限に降ってくる火山灰と戦い続けることを使命と与えられています。
旅客列車のレイルロオドになりたかった夢が潰えて――
けれどとらこが腐らずに仕事に臨みつづけることができた理由は、あなたです。
あなたが働くその背中に。とらこは多くを見出して、多くを受け取り、学んだのです。
そしてあなたも、純朴なとらこの一生懸命な姿勢から、あなたを慕い紡いでくるまっすぐで飾り気の無い言葉から、きっとなにかを受け取ることができるはずです。
それが愛なのか、癒やしなのか、あるいはその他のなにかなのかを、
どうぞ受け取ったお心で、定めていただけますと幸いです。
どのような名前で呼ばれるにせよ、それはきっと――
あなたに深いやすらぎを与えてくれることでしょう。
トラックリスト
屋来島トロッコ道を歩く
13:18
トロッコ道の湧水で喉を癒やして、冷たく絞ったタオルでフットマッサージ
14:54
海中温泉で足湯+お耳からリンパのボディバターマッサージ
18:43
屋来杉耳かきの右耳耳かき。仕上げの梵天には屋久杉精油をなじませて
22:09
屋来杉耳かきの左耳耳かき。仕上げの梵天には屋久杉精油をなじませて
22:01
寝物語はふたりっきりでの旅行計画
17:20
とらこの安心すやすや寝息
10:22
日高里菜さんテーマトーク
03:47
スペック・スタッフ
【収録時間】
計08トラック:総収録時間 約02時間02分
【収録環境】
高品質ダミーヘッドマイク「NEUMANN / KU100」で収録しているため
ヘッドフォンもしくはイヤホンを使用して視聴することをオススメ致します。
※本作品は全編バイノーラル録音です。
【ファイル形式】
WAV:96kHz / 24Bit ハイレゾ音質
MP3:44.1kHz / 256kbps
高解像度イラスト&テキスト同梱
<キャスト>
日高里菜
<イラスト>
田上俊介
<シナリオ>
進行豹