[夢見月すぐる]ブリキ先生はゼンマイで動く~昇降口の待ち人~第一話

[夢見月すぐる]ブリキ先生はゼンマイで動く~昇降口の待ち人~第一話
[夢見月すぐる]ブリキ先生はゼンマイで動く~昇降口の待ち人~第一話
[夢見月すぐる]ブリキ先生はゼンマイで動く~昇降口の待ち人~第一話
[夢見月すぐる]ブリキ先生はゼンマイで動く~昇降口の待ち人~第一話
[夢見月すぐる]ブリキ先生はゼンマイで動く~昇降口の待ち人~第一話
[夢見月すぐる]ブリキ先生はゼンマイで動く~昇降口の待ち人~第一話

続きを見る

真っ白な世界?

目を開けると、そこには男の子の姿が見えた。
男の子は鼻から血を流していた。
私はポケットからハンカチを取り出し、男の子の鼻を押さえた。
私は、そう、生き物係の先生だ。この子はきっと、私を呼びに来た生徒なのだろう。
それにしても、散らかっている教室だ。掃除しないと。
まず、この子と話そう。

夕方になり、あの子が帰った。あの子はきっと明日も来るのだろう。
明日の準備をしないと。生き物係の活動の説明用に、資料を作らないと。

続きを見る