※この作品は「触手に囚われイキ地獄に堕ちる巨乳冒険者たち」の後日譚です。
―剣と魔法の世界。一攫千金を求める冒険者たちが活躍する時代-
多数の冒険者が滞在し、活気を見せるとある街。
そこから少し離れた暗い森の中、さらに奥にある大きな洞窟。
そこには不思議なモンスターが出没していた時期があった。
かつて「触手の魔物」と呼ばれたそれは女だけを標的とし、
実際に多数の女冒険者がその餌食となった。
やがてそれは討伐され、悲劇に終止符が打たれた…はずであった。
しかし、それは滅んではいなかった。
悲劇が人々の記憶から薄れ始めた頃、再びそれは現れた。
以前のそれは、ある意味では無警戒な存在であったと言える。
確かに女に対しては滅法強かった。
だが男の前には無防備に姿を晒し、討たれるがままだった。
今回も同じであったなら、すぐに討伐されただろう。
だが、違った。
今回のそれは、以前とは違う森の…あるいは遺跡やダンジョンの、地中に潜んでいた。
それは、人が一人入れる程度の口を持つ穴を掘った。
当然あからさまに見てわかるようなモノではない。
周囲の土や床と同色か近い色でカモフラージュされていて、気づけば地中。
落とし穴、と言えばしっくりくるだろう。
もちろん、よほどの間抜けでもなければそのまま全身が地中という事はない。
だいたいは肩から上は地上に残った状態で留まる事ができる。
しかし、脱出は叶わない。
まるで何かに固定されたように(すべてを把握している立場からすれば、それは当然ながら触手に、である)
身体の自由がきかなくなる。
落ちた者は「身体が土に埋まってしまったため」と考えるだろうが、実際は何のことはない。
身体に触手が絡み、縛られ、押さえつけられているだけだ。
そんな状態になれば、人は焦り、叫び出しもしそうなものだが、
ここでまた「触手の魔物」が変わった特性を見せる。
現段階では推察するしかないが、それが発する特殊な粘液か、
あるいは催淫ガスのような何かを噴出して嗅がせるのか…。
とにかく対象から抵抗する気力を失わせるのだ。
その時の心情は人によりけりなようだ。
ある者はまるで自室でくつろぐような、あるいは湯にでも浸かるような、リラックスした表情に。
別の者は、感情が薄れ、頭も満足に働いていないようだった。
またある者は、急激な睡魔に誘われ、眠りに落ちていたようだ。
だが、差異があるのはここまでだ。
しばらくすると、皆似たような反応を示した。
初めは少しの違和感。それは次第に強くなっていく。
おそらく最初に発せられた粘液あるいは催淫ガスの効果が切れてくるのだろう。
押し寄せる嫌悪感と焦燥感、そして暴力的なまでの快感。
だが身体はいうことをきかないままの者がほとんどだ。
仮に身体の自由が戻っていても、触手の拘束から逃れるほどの体力は既にない。
せいぜい感情のままに喘ぐか、叫ぶくらいの事しかできないまま嬲られるしかないのだ。
この後は、以前と同じだ。
女を一方的に、執拗に、何度となくイカせ続け、死に至らしめる。
救出が間に合ったケースもあるにはあるが、
救助に来た者達に漏れなく生き恥を晒す事になった女は
果たして助かったと言えるのだろうか?
以上が、「触手の魔物」と、その餌食になった女性の観察記録である。
まだ推測交じりで解明できていない部分も多い。更なる研究が必要だろう。
そう、そのために、わざわざ前回の騒動の時に確保しておいた
「触手の魔物」を密かに培養してきたのだから。
こいつを自在に操る事ができるようになれば…。
終
基本30枚
差分30枚(基本イラストの土中表現用差分)
台詞10枚(基本イラスト10枚の台詞付き差分)
台詞差分10枚(台詞付き差分+土中表現用差分)
計80枚
画像サイズ
・1280×1664
本作品はフィクションです。
実在する一切のものとは関係ありません。
本作のイラストは画像生成AIを使用して作成し、加筆・修正を行っております。