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あらすじ
「あの、めっちゃ言いにくいんですけど、俺ジム退会します」
「あっ、そうなんだジム退会・・・ええええええっっっ!!!???」
俺の個人トレーナーだった麻央おねえさんが大声を上げた。
初めてまだ一か月もたっていないので無理もない。
「い、今やめられたら困るんだよね・・・実は今、あたしが受け持ってる人って〇〇くんしかいなくって・・・生徒数ゼロはまずいっていうか・・・うう、旦那になんて言ったら・・・」
「ん?旦那?どういうことです?」
「ぶっちゃけると、このジムってあたしの旦那が経営してんだよね・・・今までは何とかごまかせてたけど、流石に生徒数ゼロは無理だよ〜・・・だからお願いやめないで!」
「いや、もうやめるって決めたんで」
「やだやだ、いかないで〜〜〜!やめるのをやめるっていうまで離さないから!おねえさん泣いちゃうよ!?」
麻央さんに腕をがっちり掴まれる。まったく子供っぽいというか始末に負えない。この人が見た目が美人じゃなくて巨乳じゃなかったら、多分もっと早くやめていただろう。
あ、そうだ。無理を言ってやろう。
「・・・エッチなことしてくれたら、考え直そうかな」
「エッチなこと・・・?エッチなことしたら考え直してくれるの?」
お?流れ変わったな?