東北三姉妹の四百年に渡る創生話 第七章
東北三姉妹+一人、の創生の物語。
多数のボイスロ〇ドの出演による、本格オーディオシアター・シリーズです。
1978年、宮城県沖地震以降、生き残った東北家三女桐乃は、ずっと姉たちの輪廻再臨を待っていた。そして、2011年、その時は来た。
東北家の魂は、その適正を持つ者に憑依している。それは、宿り主の人生を犠牲にしている、とすみは語る。
知っていながら、悲劇を回避できなかったおすみは「東北家を終わりにしたい」と言っていた姉の言葉を思い出すのだった。
三百年ぶりに、「始まりの場所」に戻って来たおすみときりの。しかし桐乃は既に限界だった。
新しい桐乃と暮らし始めるおすみは、宿り主である「純子」の願いを叶える。
第七章は、かなりシリアスです。