[童子繭]歌う死神 コミック

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日本のアイドルにそっくりの容姿の寧(ねい)の物語。彼女は出身地の中国雲南省(うんなんしょう)の民謡の名人

(下記一部抜粋)

私はしぶしぶブラのホックを外して左の乳房を露出させた。
「偉いよ、なかなか出来ることじゃない。お前さんは良く出来た娘さんだ」
いきなり老人が褒めてくれたので、気分が良くなる。でも、故郷にいた時は年寄りには性欲があるなどとは、思いもしなかった。ましてや私のような●キに……。
「あのう……マッサージを続けて宜しいですか」
「ああ、そうしなさい」
そうは言っても年寄りとはいえ見知らぬ男性に乳房を見せながらマッサージしても力が入らない。3ヶ月真面目に研修を受けた成果を全く発揮できない。

「ふうむ……不合格だな」
「そ、そんな」
「私がお前さんに500元も払ったんだよ。これは上海の一流企業のサラリーマン一日分の給与より高い」
「す、すいません」
何でただのマッサージなのに老人がそんな高額の報酬を払ったのか分からず私は泣き声で言った。
「泣いても駄目だ。若者は甘やかすとつけあがる」
「ど、どうすればいいんですか」
「上の着物を脱ぎなさい」
「そ、そんな」
「クビになりたいのか」
「い、いえ」
私は唇を噛みしめて上半身裸になった。

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