〝好きにしていいですよ〟謎の男に、俺は女を世話された
感染症で失業した「俺」西口は、風俗にも行けずに悶々としていた。
そんな時、ネットで知り合った鮫島という男に、「好きにできる女を紹介します。お金はいりません」と言われる。
おそるおそる指定された場所に行ってみると、そこでは草臥れた女が縛られ、裸で転がされていた!
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本文より
布団の上には、中年太りした裸の女が、股を大股開きにした状態で縛り上げられて転がっていた。
女……だろう。
中年か壮年か、肌はぶよぶよと肉がついており、乳房は大きく、だらしなく垂れ下がっている。
腹にもたっぷりと肉がついている。
そして、開脚させられて縄で縛られた両脚の間には、ぬらぬらと濡れた女性器がひくついていた。
両手は頭の後ろに回され、やはり縛り上げられている。
口にはギャグボールをはめられ、目にはアイマスクで目隠しをさせられていた。
ウェーブがかかっているが、艶のないセミロングの髪。
俺はしばらく立ち尽くしていたが、室内に踏み込んだ。
部屋の前の板張りの床が、ギッと音を立てる。
「ふーっ、ふーっ!」
俺の気配を感じると、女の息遣いが荒くなった。
脅えているのか、興奮しているのか……。
じわ……。
女の股間のしずくが大きくなり、液体の輝きを増した。
興奮している、ということなのだろうか。
ブン!
またしてもスマホが震える。
俺はスマホを見た。
「彼女はあなたのものです。煮るなり焼くなり、お好きにどうぞ。ただし時間は午後五時まで、そして彼女の中に一回は射精してください」