常人には決して理解してもらえないだろうが、愛しているからこそ大切な妻を汚されることに無性に興奮してしまう性癖なんだ。
僕の名前はシンヤ。妻のマリとは結婚して1年。
最近はそろそろ子供も欲しいなんて会話も多くなってきたのだが、その前に僕にはどうしても叶えたい願望があった。
それは、妻を他人に寝取らせたいということだ。
常人には決して理解してもらえないだろうが、愛しているからこそ大切な妻を汚されることに無性に興奮してしまう性癖なんだ。
今日こそは…。
マリ「ねえねえ。子供ができたらさ~」
今日もウキウキで子供の話をしてくる妻。
ごめん…マリ…。
シンヤ「あ…そ…そうだね…。じ…実は…さ…」
マリ「なあに?」
あどけない妻の顔を見ると、この後発する言葉が傷つけてしまうのではないかと、ためらってしまう…。
シンヤ「あ……あの……その…」
マリ「うん。」
シンヤ「こども…作るまえにさ…その……他の男と…くれな……い?」
マリ「……え?」
シンヤ「……あ……いや……」
マリ「シンちゃん?え?どういうこと?」
シンヤ「ま……まって。違うんだ!」
マリ「だって他の人と寝て欲しいって」
あ~。もうこうなってしまったら正直に話すしかないな。
僕は本当の自分の願望をマリに打ち明けることにした。
シンヤ「……ごめん。実は俺……寝取られ願望があって……」
マリ「……え? 寝取られ?」
シンヤ「うん。」
あ~あ。とうとう言っちゃった。
マリ「なんで? 私シンちゃんの奥さんだよ?」
シンヤ「……う……うん、わかってるよ。だから言っているんだ。」
マリ「……もしかして……他の男の人に抱かれてるのを見て興奮するの?」
シンヤ「……ま……まあ……」
マリ「凄い神妙な顔するから、何かやらかしたのかと思ったじゃん笑」
シンヤ「え…?」
マリ「う~ん…確かに変わってるな~とは思うけど…なんかそういうの聞いたことあるから」
シンヤ(あれ?なんだ。意外と悪い反応じゃないぞ。)
マリ「で、誰と?知り合いは絶対嫌だよ?」
シンヤ(マジか!まさか案外乗り気なんて)
シンヤ「う、うん。…そ……それは…もちろん!実はネットでさ…色んな人が募集してるんだけど…。この中から、マリが選んで欲しいんだ…」
僕はスマホの画面を妻に見せた。