原作:『顔のない月』(ROOT)
魔性が目を覚まし、閉ざされていた過去の記憶が甦る。
そして…月夜の狂宴が始まる…。
■ストーリー
椿に惑わされ、憑かれたかのように浩一を求める鈴菜。
しかし、正気に戻った鈴菜は混乱からひどく取り乱してしまう。
そんな彼女を介抱し、手を握りながら眠るまで見守る浩一。
不器用な二人の歯車がようやく噛み合い始めた頃、不穏な空気が倉木家を包んでいく…。
「辛いことは全て忘れて…ね。」
これまで秘密裏に動いていた千賀子は、「知美には気を付けた方がいい」と言い残してその姿をくらませる。
そして鈴菜の元に、まるで別人の様な雰囲気の知美が訪れ……。
登場キャラクター
●羽山 浩一(はやま こういち)
民俗学志望の大学生。
羽山というのは養父母の姓である。
養父母が事故で死に、その遺言で本家である倉木家を訪れることになる。
精悍な顔つきの男前だが、不愛想でやや言葉足らず。
幼時の記憶を持たず、さらに「女性の顔を認識できない」という病に悩まされていたが、倉木家に来てからというもの、突然、顔が認識できるようになった。
●倉木 鈴菜(くらき すずな)
信州の巫女の家系「倉木家」の娘にして、当代の巫女。
根は明るい良い子なのだが、お嬢様ゆえのプライドの高さから周囲に強くあたってしまうことも。
前当主・倉木善治郎の遺言により、浩一の許嫁にされる。
最初こそ反発していたものの、少しずつ恋心を自覚していく。
●春川 知美(はるかわ ともみ)
倉木家で働くメイド。
心優しく穏やかだが、性的に巧みな一面も持っている。
●栗原 沙也加(くりはら さやか)
倉木家で働くメイド。
明るく行動力がある、フレッシュな魅力溢れる女の子。
●倉木 由利子(くらき ゆりこ)
倉木家の未亡人。
鈴菜の母親で、実質上の当主代行。
捉えどころのない艶冶な美女。
●東 衣緒(あずま いお)
倉木家に滞在している鈴菜のイトコ。
知美に密かな想いを寄せている。
●沢口 千賀子(さわぐち ちかこ)
浩一の元恋人であり友人。
クールで男っぽいが、冷たい性格というわけではない。
倉木家について何か知っているようだが…?
本作品は、下記の作品と内容の重複がございます。
ご購入の際、重複購入とならないようご注意ください。
『【通常版】顔のない月 THE ANIMATION 第三夜「芍薬」』