[フロントウイング]GINKA

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「ATRI ―My Dear Moments―」のコンビ「紺野アスタ」「ゆさの」を始めとした、
豪華スタッフでお届けするフロントウイングの新作ADVゲーム。

ストーリー

幼なじみの少女・銀花は、夏祭りの夜、
“神隠し”にあって消えてしまった。

あれから5年。
高校生になった青羽流星は、フェリーに揺られ、ふらりとひめ島へ帰ってきた。
確かめたかった。銀花はあれから、どうなってしまったのか?
もしかしたら、何事もなかったように家へ帰っていて、
島の高校に通いながら普通に暮らしているんじゃないか……。

そんな淡い期待は裏切られる。
あの夜からずっと、銀花は行方知れずのまま。

失意に沈み、再び島を離れようとする流星だったが、そこで不思議な再会をする。
目の前に現れたのは、あの頃の姿のままの少女――ギンカ。

「おかえりなさい」

自分の名前さえ忘れてしまったギンカ。
覚えているのは“リュウセイ”の名前と、彼を好きだという恋心だけ。

今までどこにいたのか?
なぜ、幼い姿のままなのか?

おだやかに時間の流れる小さな島で、
“神隠し”から帰ってきた幼なじみの少女と過ごす、
おとぎ話のような夏休み。

登場キャラクター

●ギンカ (CV:長谷川育美)
島へ帰ってきた流星の前に現れた、不思議な少女。
“神隠し”にあいいなくなった銀花とそっくりだが、その容姿は5年前のまま。
自分の名前さえも忘れてしまっているが、なぜか流星の名前と彼への恋心だけ覚えている。
内気さは銀花そのままだが、無邪気さは銀花以上。
「流星のお嫁さんになる」と意気込んでいる。

『……おかえりなさい、リュウセイ』

●青羽 流星
この物語の主人公。
小さい頃ひめ島で暮らしていたが、銀花が“神隠し”にあったのをきっかけに離れていた。
ごく普通の少年だが、子ども時代は地元に馴染めず荒れていた。
ふざけた態度の裏に、破滅願望じみたものが顔を覗かせる時がある。
帰郷した島でギンカと出逢い、止まっていた時間が動き出す。

『そんな時、出逢ったんだ。銀花に。この娘のために生きたいって思えた』

●謎の少女 (CV:???)
島に現れた謎の少女。
見慣れない制服を着ており、腰に剣を提げている。
髪は銀色、容姿や仕草もよく似ていて、まるで銀花が成長した姿のよう。

『私は神様を探すために、ここへ来た』

●海野 ひまわり (CV:長縄まりあ)
島育ちで、将来は都会の高校へ通い、ギャルになりたいと夢見る中学生。
純朴で明るいムードメーカー。
流星が島に住んでいた頃、よく遊んでもらっていたため、『リュウにぃ』と呼んで、今もなついている。
漁師の娘。

『リュウにぃが帰ってきてくれたから、夏祭りが盛り上がっちゃうねー』

●涼代 リン (CV:伊藤彩沙)
流星のふたつ年上で、島の子どもたちのまとめ役。
島に来てすぐの頃、馴染めずにいた流星を遊びの輪に誘ってくれた。
大人子ども問わず、面倒見がいい。
健康的な肉体美の持ち主で、運動神経抜群。
腕っ節が強く、小学生の頃は、島の武術大会で負けなしだった。
家族想いな農家の娘。

『ほんとに嬉しいよ、ふたりが帰ってきてくれて。おかえりなさい、姫様、流星』

●荒羅伎 なずな (CV:安済知佳)
ひめ島にある小学校の教師で、流星が島にいた頃の担任。
流星が頼れる唯一の大人で、帰郷した彼の面倒を見てくれる。
しっかりした性格で、おだやかな人柄の先生だが、なぜか古武術の達人でもあり、体育の授業で子どもたちに護身術を教えている。
担任した元生徒たちからは、今でも慕われている。

『帰ってきてくれて、嬉しいのよ。だから、夏休みを楽しんでってね』

●七守 草二 (CV:森嶋秀太)
流星と同い年で、子どもの頃から彼をライバル視してきた。
生真面目な性格で、不正やひいきはしない。
たとえ相手が流星でも、褒めるべきは褒める。
地方議員の家系で、自分も将来は議員として島に貢献したいと考えている。
現在は、人口が減り続ける島の活気をどうにか取り戻せないかと、真剣に悩む日々。

『我々は夏祭り実行委員会。この夏、5年ぶりに夏祭りを復活させるべく、日夜活動に励む秘密組織だ』

●ゴン太 (CV:???)
でっぷりとした大柄なねこ。
通称『ゴロマキゴン太』。
ゴロとはケンカの事で、相手がどんな種族であろうと売られたケンカは買う。
そして返り討ちにしてきた。
しかし、自分から誰かを襲う事はないし、ひまわりにウザ絡みされても不満そうに『ナァ……』と鳴くだけで、好きにさせている体と器のビッグなねこ。
いつものっそのっそとお腹をゆらして、島をパトロールしている。

『ナァ……』

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