■コンセプト
●POINT1
濃すぎず浅すぎずの程よいバランスで、ちょっとだけ病んだ女の子との交流を通じた恋愛模様。
●POINT2
小規模作品ならではのコンパクト性を活かし、冒頭から早い段階でヒロインとの関係が深まって親密になっていく。
●POINT3
劇中に存在する特別なリトルシックによって、エッチに対しては嫌悪感や禁忌もなく、行為にのめり込んでいく女の子とのエロスが濃厚。
●POINT4
エッチな交流の中、ヒロインも主人公も成長していく青春絵巻。
ストーリー
主人公、法隆寺アキトは遅い中二病に罹患した学園2年生である。
漫画やゲーム、アニメに傾倒し、それに出てくるセリフを吐いてはイキる典型的な痛い青年だ。
ルックスや声はそれなりに高いスペックを持っているのに、残念イケメンだと専らの評判。
だが中二病まっさかりなアキトはそんな評価も所詮は凡俗の戯言だと一笑に伏し、今日も今日とて学園のアニゲ同好会の部室で、親友の「ジャン」(雀野春太)と美少女ゲームやライトノベル、萌え燃えアニメや漫画の熱い論評バトルに興じていた。
そんな中、クラスでも浮きまくっている問題児、「高井戸流林檎」の秘密を偶然にも知ってしまったアキトは、唐突に、熱烈に求められることになってしまう。
彼女は「愛欲型」のADSに罹患し「Little Sick Girl(LSG)」となってしまったのだ。
そんな経緯からアキトはどこか他人に興味がないようで、実はとても愛をもとめている少女「高井戸流林檎」に熱く、深く愛され尽くされることになり、共に青春の悩みを紐解いていくことになるのだった。
登場キャラクター
●高井戸 流林檎 (CV:花寺香蓮)
学園の2年生。
アキトのクラスメイトだが、不登校気味で他人との付き合いも悪く、メンヘラ扱いされたり、問題児扱いされたりしている。
しかし実際は、人見知りで無口ではあるものの非常に心優しく、料理上手で家庭的。
両親を早くに亡くし、心を閉ざすが、傷心時に輝くアイドルに励まされ、今は秘密でアイドルをやっている。
ゴスロリファッションが好きで校則違反のアクセサリー等をつけている。
最初はミステリアスな無口少女として登場。キラキラネームな名前が嫌い。
・LSG:「愛欲型」
とにかくいつでも主人公とセックスしたくなる。
学園でも、アイドル中でも、外でも自宅でも寝るときも主人公と繋がっていないと不安を覚える。
セックス中は幸せでいっぱいになる。
いつも不幸や孤独を感じていた流林檎にとっては主人公とのセックスは救いである。
「知っているかしら。吸血行為というのはセックスの暗喩なのよ」
●芳野 恵莉 (CV:花澤さくら)
※今作では非攻略
学園の2年生。
アキトのクラスのクラス委員長。
真面目で優しく明るい性格。
対人コミュニケーション能力が高く、適応能力に長ける。アキトとは真逆。
観察眼に優れ、皆から気持ち悪がられているアキトは実は小心物な自分をイキりと中二病で隠しているだけで悪い人ではないと分かっている。
クラスメイトの中で浮いていて他人と距離を置くアキトをどうにか皆と馴染めるようにしたいと考えている。
「私ね、法隆寺君にはクラスに馴染んでもらいたいの。みんなと仲良くして、楽しい学園生活を送ってほしいの」
●愛葉 桃 (CV:姫乃木つばさ)
※今作では非攻略
学園1年生。
近所に住む年下の幼なじみでもあり、恵莉とも顔見知り。
家庭環境に問題を抱え子供の時に寂しさで一人で泣いていたところ、アキトに声を掛けられ一緒に遊ぶようになる。
おっこちょこいでドジなところもあるが、これと決めたら貫き通す強い一面もある。
アキトからは妹のように思われている。
現在のアキトはリアル女性が苦手になったので最近はめっきり交流がなくなってしまったことを寂しく思っており、一人でどんどん寂しさが募らせている。
「お兄ちゃんがしたいことなら、どんなことでもしてあげるよ」
●AIRI (CV:夢月やみ)
※サブキャラクター
AIRI(Artificial Intelligence Relativity Interface)相対性人口知能インターフェイス「アイリ」
主人公、アキトが購入したスマホに搭載されていたAIアシスタントに、ネットのオタク達がmodでキャラビジュアルや声をつけ、更にARで現実に投影できるようにしたもの。
色々とカスタマイズができるようになっており、AIRIはアキトカスタマイズ仕様。
なんでも言うことを聞くのでたまに際どい服を着させられたりする。
エッチなこともできるがAR(拡張現実)なだけなのでセックスはアタッチメントを買わないと出来ない。
「ご主人さまが拡張パーツ買ってくれないからネット家出します」
●法隆寺 アキト
主人公
学園2年生。
法隆寺アキトは遅い中二病に罹患した学園生である。
アキトのかけているメガネはヘッドマウント型ディスプレイになっており、それに搭載したバーチャル美少女型アシスタントARナビ、『AIRI(アイリ)』とよくノリツッコミ的な会話を展開させるが、リアルの女子には苦手意識があり、イキリを失敗し、おどおどしたりわたわたしたりする本性を見せてしまいがち。
「ふははははは! 今期のアニメも傑作ぞろいだな同志ジャンよ!」