[Whirlpool]pieces/揺り籠のカナリア

■イントロダクション
夢と、夢。

人は眠ることで理想を夢見るもの。
その中には願いの欠片が宝石みたいにキラキラと瞬いてる。

だとしたら――

溢れた想いのひとつ。
それは、果てなく続く少女のソムニウム。

そして、生まれる。
祈りを結ぶ、揺り籠のカナリア。

登場キャラクター

●君原結愛　（CV：夏和小）
町外れの洋館に一人で暮らしている少女。
眠ると他人の悪夢が流れ込んでくる特異体質の持ち主。
10年近くも孤独に屋敷で生活していたが、主人公達との出会いを通じて考え方にも変化が。
みんなの励ましや勧めもあって、ついに学園に復学を決める。
主人公と二人、少しずつ失ったものを取り戻していく。

●小鳥遊紬　（CV：鈴谷まや）
主人公の幼馴染。
周りからは保護者や姉として見られているのは相変わらず。
関係上は主人公と恋人になった今も、それらしいイチャコラな雰囲気よりはママ度が増したとの噂も。
ツッコミも冴え渡る、グループのまとめ役。
なお本人的には不本意な模様。
得意料理も相変わらず（あれをサンドする例のやつ）。

●藍野深織　（CV：そよかぜみらい）
主人公の先輩で学園の三年生。
学園では『眠り姫』として知られる超がつくほどの有名人。
寝たまま歩く、寝たまま食べる、寝たままホームランは当たり前。
寝ながらあれこれ成し遂げた系の数々の伝説を持つ。
そんな彼女も受験など様々な事情で昼寝部部長を引退。
睡眠時間もできる限りは削りつつ、主人公に支えられながら医者という夢に向かって頑張っている。

●美城ありす　（CV：鹿野まなか）
主人公を兄のように慕う後輩の女の子。
いつも元気で前向きな、学園の人気者でもある。
飛ぶ鳥を落とす（物理的な意味で）壊滅的な歌唱力から、デスメタルの女王と呼ばれていたのも昔の話。
夢だった町の歌姫としてデビューした今は、毎朝、町のみんなに子守唄を届けている。
今や町のアイドルといえるありすも、甘えんぼは相変わらず。
主人公を見つけては、いつもの調子でどーんしてくる。

●伊集院貴美香　（CV：水野七海）
主人公のクラスメイト。
町でも有数の名家のご令嬢で、相応にというかプライドも高い。
激高い。
あと、声も大きいし思い込みも激しい。
「わたくしこそが伝承にある天使その人なのです」という彼女の宣言（アピール？）を知らない学園の生徒はいないほど。
ある意味、深織と比肩する学園の有名人。
主人公とはお互いがお互いを「厄介さん」と認識して、日夜激しい戦いを繰り広げていたのだが？

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