■ストーリー
「あなたにお仕えするために風魔の里からやって参りました!」
……なんて調子で、可愛い猫耳忍者ゆらとたまが押しかけてきた、あの日からはや数ヶ月。
律やマヤという新しい家族も増え、主人公の毎日はいっそう明るく楽しく、にぎやかなものに。
しかし、やはり?案の定!風雲急を告げる新展開。
「わたくしは雑賀衆、次代の長!孫市の名を継ぐ者……雑賀陽葵!」
という感じで現れたタカビー美少女とお付きの二匹。
果たして彼女の目的とは?雑賀衆ってなんのこと?
現代猫忍活劇も、堂々の第三幕。
ボリュームアップした可愛さで、あなたににゃんにゃんしちゃいます。
登場キャラクター
●雑賀 陽葵 (CV:夜長桜)
例によって(?)主人公の家に押しかけてきたタカビー美少女。
「雅ですわ」が口癖だが、言うことややることはそんなに雅じゃない。
全体的にドタバタしていてちょっと残念。
でも、本当はいい子…のはず。
ケモミミジャンキーの気があり、お付きの二人を猫っ可愛がりしてる他、最近はマヤの愛らしさにメロメロ。
彩羽とは浅からぬ因縁があるようだが?
「あなたにはこう名乗るべきかしら? 雑賀衆、次代の長! 孫市の名を継ぐ・・・・・・・雑賀陽葵と」
●猫塚 シノ (CV:鈴谷まや)
妖刀ムラサメを携える自称・真の猫忍で、里見八忍(にゃん)の一員。
律やマヤと同じく主人公に仕えるはずだったが、なぜか陽葵と共に現れる。
口数の少ない寡黙なタイプで、仲間達からも「考えが読めない」と思われている。
仲間のために有事の際は積極的に前へ出る勇敢すぎる姿勢が、『戦闘狂』『好きな色は血の赤』と不本意な誤解を招いていたりも。
それを(仲間に対してすら)否定できないくらい、内気で引っ込み思案。
優しさと理解が求められる。
あと、どう見ても犬。
「・・・・・・うむ」
●石川 沙奈 (CV:みたかりん)
シノと同じく陽葵のお付きとしてやってきた虎耳メイド。
自分でもそう言っているのでメイドで確定。
一応、忍術も使える模様。
主人公にとっては新鮮なお姉さんタイプであり、おっとりした優しい佇まいが特徴。
でも、よくよく注意して見てみるとたまに目の奥が笑ってない。
ある意味、一番本心が読めない人。
式神使いとして様々な式を駆使するが、お気に入りは虎の大尊(たいそん)。
「私はこれで欲張りなので。最上の結果を狙わせていただきます♪ お覚悟を」
●風魔 ゆら (CV:小鳥居夕花)
体感的にはだいぶ前に主人公の元にやってきた風魔の猫耳忍者。
共通の障壁や困難はお互いの愛をますます堅固なものにする的なあれで、鋼鉄の忠誠心にも磨きがかかってきた(自称)。
一方で、里見勢とは相変わらずケンカばかり。
主人公への愛やご寵愛に関しては、誰にも譲れないのは相変わらず。
陽葵たちへの態度は、今のところ決めかねている様子。
「ハルキ殿!? 明日は拙者と一緒に朝から晩まで昼寝したり、イチャイチャする約束でござろう」
●風魔 たま (CV:あじ秋刀魚)
ゆらと一緒に、主人公の家に押しかけてきた猫耳妹。
こう見えて風魔の上忍で、風魔忍法の全てを修めた天才……のはずなのだが、誰よりも猫らしい性格は相変わらずで、もはやぐーたらの域。
それはそれで手間がかからなくていいと主人公も静観している様子。
とはいえ、食べることと主人公のことは別。
主人公に仇なす悪い人が現れたりしたら本気出す。
多分。
特に何もなければゴロ寝テレビの術で。
「うん、お昼食べてまた遊ぼ」
●猫飼 律 (CV:花澤さくら)
前回の騒動後、主人公の家の庭で暮らし始めた猫耳忍者。
里見八忍(にゃん)の筆頭の肩書に恥じない、真面目な頑張り屋さん。
その分、勢いが大事な局面ではだいたい出遅れる。
何かと損をする長女タイプ。
仲間のシノが陽葵と共に現れたことには戸惑いを隠せていない。
「こら、偉そうなこと言うにゃ」
●猫山 マヤ (CV:歩サラ)
律と同じく里見八忍(にゃん)の一員であり、誇り高き猫忍うさぎ。
皆から愛されてるのかどうなのか、今日もいじられてはぷりぷり元気に怒っている。
自分の実力不足を痛感して日夜修行に励んでいるらしいが、今のところ目立った成長はない模様。
当面の目標は腕立て伏せ50回。
道は遠い。
シノと律が現状、対立していることには素直に「ひええ」と思っている。
具体的にどうこうというのはない。
「うぐ!? 意地悪するの誰~」
●彩羽 (CV:上田朱音)
お目付け役も板についてきたクールビューティ。
主人公たちとの付き合いも長くなってきたものの、
馴れ合う様子は微塵もなく、猫忍たちにニャーニャー威嚇されてもどこ吹く風。
所属や素性なども相変わらず謎のまま……でここまできたが、陽葵の巻き添えを食らう形で色々バレそう。
最近、ついに漢方系の胃腸薬に手を出した。
胃を元気にしたい系女子。
●なち (CV:橘まお)
元・風魔の上忍で、ゆらやたまの実姉。(主にゆらに)
彩羽の元を離れるように言われて一悶着あったが、今は里と決別する形で彩羽の元に身を寄せている。
妹たちも自分の決断を尊重してくれていると思っているが、そんなことはない。
どこの世界も姉は大変。
彩羽が寝てる間に足つぼマッサージをしてあげるのが最近の日課。