■ストーリー
私“町田たまき”は、いわゆる“遭ってしまう女”でした。
学生時代、通学に使っていた電車は比較的利用者も少なく、周りの友達にもそんな話は聞いたことはなかったのですが、私は幾度となく“それ”に遭遇したのです。
初めは怖かった……それに苦痛でした。
しかしある日に“遭ってしまった”人のおかげで開花させられてしまったのです。
その日の私は、いつもより早い電車に乗っていました。
時間帯もあってか、いつもより混んでいた車両の中で、その人も同じように私に触れてきたのです。
その人の手は、今までとは違い感触や触れる場所、触れる手の力加減すべてが心地良く……結果“イク”という経験をしました。
そう、性行為未経験のいわゆる処女の私は、見知らぬ手によって初めての昇天をさせられてしまったのです。
私は“その手”の虜になり、されるがままイかされ続けました………。
その日以来、私はそれを求めて同じ時間の同じ車両に乗るようになったのです。
当然、社会人になった今日も……。
■登場キャラクター
●町田 たまき
人付き合いや自分の感情を表に出すことが苦手。
社会人生活に疲れていたとき、ある経験がきっかけで身体に触れてくれそうな人がいる電車へ乗車する様に。
“変態釣り”それが彼女の毎朝の楽しみになっていた。
「私にはとってもスペシャルな時間なんです!」